この記事では、マレーシアの現地企業に就職が決まり、マレーシアに渡航するまでに何をしたかについてまとめています。
こんな疑問や悩みをお持ちの方に、少しでも私の体験談が参考になれば嬉しいです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
日本を出る前にやること・手続き
最初に、私が日本を出る前にしたことや手続きについて紹介します。
(就労ビザは会社が申請してくれたので割愛します)
健康保険の切り替え
マレーシア就職をする前に働いていた会社で社会保険に入っていましたが、会社を辞めたタイミングで国民健康保険に切り替えをしました。
切り替えには健康保険資格喪失証明書が必要になるので、あらかじめ会社に頼んでおきましょう。
私は会社に頼んでから約1週間後に届いたよ。
私の市の場合は、その場で支払いなどはなく、申請した翌月頃に世帯主宛に支払い用紙が届くとのことでした。
海外転出届
正式な渡航日が決まったら、海外転出届を出しに行きます。海外転出届とは、日本を出て海外に長期滞在する場合に役所に提出する転出届のことです。
海外転出届は、渡航日の2週間前から申請することができるので、時間がある時に前もってやっておくのが良いね!
海外転出届に必要なものは、身分証明書と健康保険証です。渡航を証明する飛行機チケットやビザのコピーなどは必要ありません。
また、申請書の転出先の欄には国名のみを書けば良いため、滞在先の詳しい住所などは書かなくて良いです。
海外転出届を出すと以下のような手続きがとられます。
健康保険は渡航日まで有効なので、前もって海外転出届を出しても安心です。年金は海外に行っている間は加入の義務がありません。引き続き支払い続けることも可能であるため、自分の都合の良い方を選びましょう。
飛行機チケットの予約
私は今回、飛行機チケットは会社が手配してくれたため、自分では予約などをしませんでした。
私が就職した会社のように、BPO企業に就職した場合は、飛行機の手配・旅費の負担を会社がしてくれるところがほとんどのようです。
就労ビザがおりた時点で会社から連絡があり、まずは入社日を伝えられました。その日までにマレーシアに来れば良いから、自分で好きな渡航日を選ぶように指示がありました。
てっきり会社が渡航日も決めると思っていたから、何も考えていなくて焦った・・・。平日にするか休日にするか、どれくらい余裕を持って行きたいかとか、色々考えたよ。
渡航日をいつにしたいか、入社日よりどのくらい前に着いておきたいかなど、おおまかでもイメージをしておくとスムーズかなと思います。
この3つを会社に伝え、このリクエストをもとに会社側で飛行機チケットを探してもらい、予約前に一度最終確認のメールが届きました。
ここで正確な渡航日時や航空会社などを確認し、問題ないことを伝え、予約してもらいました。
また、荷物は一番大きなサイズのものを予約してくれ、それ以上の追加がある場合は自費で支払うようにとのことでした。(十分に嬉しい!!)
ちなみに、着いてその日から2週間分のホテルも会社が予約してくれたよ。ありがたいなあ・・・
飛行機や渡航してすぐの宿泊場所の予約やその費用の負担については、選考中(最終面接など)でしっかりと把握しておくことが大切です。
私の場合、エージェントが応募要項に記載していた内容と少し異なる部分があったので、やはり企業の人に直接聞くのが正確かなと思います。
シングルエントリービザの申請
就労ビザが承認されたら、自分でシングルエントリービザ(e-Visa)というものを申請・取得する必要があります。
これはマレーシアに入国する際に必要になるビザです。
詳しい申請方法については、別の記事にまとめていますので、そちらもぜひ確認してみてください。
パッキング
一番重要な準備がパッキングですよね。
ワーキングホリデーの時とは違って今回は移住。自分で揃えるものや持っていきたいものをたくさん持っていけるのが良いところでもあり、難しくもある・・・
まずは、会社が予約してくれた飛行機の荷物のサイズや重量を確認することからです。
私は預け荷物が2つ(スーツケースとバックパック)、手荷物が1つ(リュックサック)とお手回り品が1つ(パソコンバック)で行くことにしました。
総重量は、27kg(預け荷物20kg・手荷物7kg)でした。
なるべく軽くしようと心がけたのですが、色々持っていきたくなるんですよね。😅
参考になるかならないか分かりませんが、私の荷物の中身を手荷物と預け荷物に分けてざっくりと紹介します。
手荷物のほとんどは、預け荷物に入れることのできない電気機器や貴重品など、そしてすぐに手にとるようなものです。
お手回り品がパソコンバックで、リュックサックは持ち込み荷物というカウントになります。私が乗るAir Asiaの制限がどちらも合わせて7kgまでだったので、それに合わせて荷造りをしました。
預け荷物は小さめのスーツケースとバックパックを使って以下のものをパッキングしました。
ざっくりと書くとこんな感じです。
もちろんマレーシアで買えるものもたくさんあるのですが、今持っているものをできるだけ持っていき、マレーシアであまり出費したくないという思いもあり、持っていける範囲でパッキングしました。
その中で、私が考えるポイントはこちら。
1つ目は、マレーシアのコンセントです。
マレーシアは差し込み口が3つあるBF型で、日本とは違う形のため、変換プラグが必要になります。私は全世界対応の変換プラグを持っています。
2つ目は、マレーシアは常夏であるということです。
つまり冬服を持っていく必要がありません。冬服は重いし嵩張るので持っていくのが大変ですが、マレーシアには持って行かなくて良いので、とても楽です。
でも暑いマレーシアだからこそ、日焼け対策グッズや熱中症対策グッズなどは準備しておく必要がありそうだね。
3つ目は、医薬品の持ち込みについてです。
マレーシアに持ち込める医薬品やサプリメントは1ヶ月分までと決められています。それ以上の持ち込みはできません。
また、薬の判別がすぐにできるよう、薬の処方や使用量が書かれているパッケージから出さずに持っていくことが推奨されています。
データの整理
マレーシアに渡航する前に、私がどうしてもやっておきたかったのがデータの整理でした。
海外生活、写真や動画をたくさん撮りたいからね!!
今後もブログやインスタで海外生活についてシェアしていきたいので、スマホやパソコンのデータ(写真)を整理し、容量を空けておきました。
ガジェットなどに詳しい彼に聞いて、外付けのSSDを購入し、データを移しました。
USB-AとUSB–Cのどちらでも繋げられ、コンパクトで軽く持ち運びにも便利!写真やデータをスマホから移したり、パソコンのデータのバックアップに使用したりできます。
英語の勉強・練習
渡航前には英語の勉強や練習も行いました。
私は日常会話であれば抵抗なく会話することはできるのですが、まだ英語(特にスピーキングや聞き取り)に苦手意識があります。
日常になるべく英語を溶け込ますことを目標に、楽しく毎日続けられる方法での英語の勉強・練習を心がけました。
その方法は、こちら。
時間がある時は、英語のYoutubeを見たり、NetflixやDisney+で洋画を観たりしました。
特に私が頑張ったのは、ディクテーションとシャドウイングの練習です。無料で練習できるホームページを見つけ、毎日30分以上やるようにしていました。
私が使っているホームページはこちら👇
https://engnovate.com/dictation-shadowing-exercises/
おすすめなので、気になる方はぜひやってみてください。
渡航前の実際のスケジュール
私が実際にどんなスケジュールで就活・渡航前準備をしていたかについて詳しく紹介します。
8月8日 | 内定をゲット! |
8月25日 | 仕事を退職、国民健康保険に加入 |
8月27日 | 就労ビザを申請(会社が) |
9月11日 | 就労ビザ承認 |
9月12日 | シングルエントリービザを申請・承認 |
9月13日 | 海外転出届を提出 |
9月14日 | パッキング |
9月21日 | マレーシアへ出発 |
9月23日 | 入社日 |
内定をもらってから入社日までは1ヶ月半ほどしか経っておらず、あっという間に過ぎていったという感覚です。
就労ビザは承認されるまでおよそ2週間かかりました。人によってスピードは異なると思いますが、2週間ほどで承認されることもあると頭に入れておくと良いです。
私の場合入社日は正確に決まっておらず、就労ビザが降りてから調整するみたいな感じだったので、先が見えずいつもソワソワしていました。
入社時期より余裕を持って応募し、先を見据えながら準備できるようスケジュール調整することをお勧めします。
まとめ
この記事では、マレーシア渡航前の準備についてまとめました。
マレーシア就職から渡航までの流れは本当にあっという間なので、早め早めに準備をするようにしましょう。
これからは主にマレーシアでの仕事や生活について色々な記事を書いていきたいと思います。
ぜひぜひお楽しみに!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。