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花子(仮名)はオーストラリアでまあまあ運命的に韓国人のボブ(仮名)と恋に落ち、付き合うようになった。

二人は、色々な壁にぶち当たりながらも協力して乗り越え、楽しい時間を過ごしていた。

— 中略 ―

花子の体調不良もあって、予定よりも早めに日本・韓国にそれぞれ帰国することとなった二人。

帰国ギリギリまで色んなトラブルもあり、遠距離恋愛になる心配などする暇がなく、そこまで「感動の別れ」みたいなのにはならなかった。

二人の間に温度差が出来たのが、帰国後の二週間の隔離期間中。

ボブは実家での隔離だったため、いわゆる食べたいものもやりたいことも全てが揃っている中での隔離だった。お母さんが美味しいものを作ってくれるし、ゲームもある。基本的に不自由のない期間だったと言えるだろう。

一方の花子は、実家が山口にあるので東京でのホテル隔離をしなければならなかった。
話し相手もいない退屈な期間だった。

花子は毎日ボブと電話がしたかったし、将来のこととか色々話し合いたかった。
でもボブは毎日連絡を取るとるのが面倒ならしく、連絡の頻度が減っていった。

遠距離恋愛は、連絡が大事じゃないの?

こっちは話したいのに!!

花子は寂しさからボブに対して怒りの感情が芽生える。
それによってボブはより面倒だと感じる。
悪循環。

そうして隔離期間中に大喧嘩して連絡が途絶えた。

その後しばらくしてボブから連絡があり、落ち着いて話し合い、仲直り。

隔離中だからだ、隔離期間が終わればまた前みたいに戻るさ、と思っていた花子。
今思うと、その時から心のどこかでは分かっていたのかもしれない。

隔離が終わって実家へ帰った花子は、元気いっぱい!!

ではなかった。

ボブからの連絡がどこかそっけない。
電話をしてもぎこちない感じが伝わる。

それからも連絡は少なくなり、遂に恐れていた事態に。

ボブから「俺たち別れたほうがいいと思う」というメッセージが届いた。

花子はすぐに電話で理由を聞いた。

理由は「自分の将来のことを真剣に考えたい」とのことだった。

確かに前々から2人で話していた。
オーストラリアから帰国したらどうするか。。。

花子もボブも、キャリアもない、仕事もない、スキルもない。

これからどうやって生きていくか、迷っていた。

だから花子はボブの悩みが良く理解できたし、花子自身も自分の将来について考えなければならないと思っていた。

でも花子はあくまでボブと一緒に頑張りたかった。

二人で一緒に支えあっていこうと思っていた。

でもボブは完全に一人でやってみたいということだった。

「花子のことが嫌いになったわけでは無い」と言っていたから、花子は余計に納得できなかった。

ボブの決意は固く、花子は結局振られてしまった。

花子は悲しみと怒りと寂しさと悔しさで毎晩夜泣き。(この表現で合ってる?)

もう忘れようとボブとのアルバムを削除。
でもラインは・・・ブロックできなかった。

花子の心はまだボブにあった。

連絡したい気持ちを必死に抑えて、、、、

振られてから10日後。

なんと、ボブから花子のTwitterに「いいね」が送られてきたのだ。

「え、どういうこと!!!!!」

花子は正直すごく嬉しかった。
「ボブから連絡が来たってこと?どうしよう」

そして単純な花子は、勢いでボブにラインをしてしまう。

「元気?」

ボブはすぐに返信をした。「元気だ」と。

それから何回かやりとりをした。
次の日も次の日も。

花子はこうして連絡ができるだけで嬉しかった。
もしかしたらボブの気持ちがまた戻るかもしれない、と。

その後、ボブと花子は英語の練習をするというていで、何回か電話もした。

花子もボブも嬉しそうだった。

花子は、こうやって3日に1度英語で電話するだけでも良いと思った。
でもその期待は長くは続かなかった。

その1週間後、ボブの連絡がまた途絶えた。

ボブからの返事がこなくなって5日目の夜、花子が寝ようとしたその時にボブから電話がかかってきた。

嬉しくて飛び起きた花子。

だが、ボブの要件は「もう連絡が出来ない」ということだった。

花子は頭が真っ白・・・・

そして花子は実感した。
「そうだ、私たちはもう付き合ってるわけでは無かった」と。

最後にもう一度花子はボブに言った。

「私はまだボブのことが好き、ボブは?」と。

「答えられない。けど花子は別にいい人見つけて」とボブは言う。

「新しい彼女出来たの?」

「そんなわけない」

勇気出して自分の気持ちを言った花子だったが、効果なし。

ボブは友達と酒飲んでるからと、早足で電話を切った。

しゅうりょーーーーーう。

ホントに終わったわ・・・・・

それ以来、もちろんお互いに連絡はするはずもなく。

花子はまだモヤモヤが残ったまま。

ボブへの未練がないとは言い切れない。

が、忘れてやると意気込んではいる。

花子は振られてから中止していた韓国語の勉強を再開することにした。

もともとKPOPも好きだし、韓国ドラマも好きだった花子は、韓国に行ってみたいという思いがあった。

韓国語を話せるようになって、韓国へ行って、ボブよりもっと良い韓国人と出会ってやる!!!!!

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花子~って私のことです、はい。

情緒不安定です。(笑)

子宮内膜症と診断されるわ、大好きな彼には振られるわ、お腹や腰は毎日痛いわで、心身ともにやられております。がーーーん。

まあ、人生色々ってことですな。

どんな時も一生懸命に、一瞬一瞬を大事に過ごしていきたいものです。

おしまい!

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