こんにちは!ニュージーランドでワーホリをしているみいです。
2022年6月から9月まで野菜ファームで働いていました!
この記事では、ニュージーランドのファームジョブ【レタスピッキング】について紹介しています。
ニュージーランドでファームジョブをしたいと思っている方に少しでも参考になれば幸いです。
レタスピッキング
レタスピッキングの1日の流れ、仕事内容、休日などについてまとめたいと思います。
1日の流れ
私が働いている所の基本的な1日の流れはこうです。
7時00分 | 家を出発 |
7時30分 | 仕事スタート |
10時30分 | 15分休憩 |
13時00分 | 30分ランチタイム |
16時00分 | 15分休憩 |
17時30分 | 仕事終了 |
18時00分 | 帰宅 |
霜や雨、グランドの状態などによって仕事開始時間が遅くなることもあるよ。
日の出に合わせて仕事が始まるため、6月・7月は8時スタートでしたが、8月から7時30分スタートになりました。また、日の入りに合わせて仕事が終わるので、日の出の時間が長くなると必然的に働く時間も増えます。
仕事内容
レタスピッキングの仕事は、ナイフでレタスをカットし袋に入れるだけのシンプルな作業です。
- ピッキングの準備
- レタスをカット
- 袋に入れる
- ベルトコンベヤーに置く
まず仕事場に着いたら、皆でベルトコンベヤーの設置を手伝います。これはチームリーダーなどが率先してやってくれるので私たちは指示に従って動きます。
その後、ビニール手袋をはめ、腰に袋をセットしたベルトをまきます。
ナイフを1つ取って、いざピッキングスタート!
ここからはピッキングの方法を写真つきで説明していきます!
レタスをカット。
レタスは地面に育つので、腰を曲げてピッキングする形になります。腰や太ももの裏が痛くなります(;´∀`)
指定された大きさのレタスになるまで、レタスの外側の葉っぱを数枚手でちぎります。
レタスの種類によって葉っぱの密度が違い、密度が高いものだとちぎるのに時間がかかります。
その後、茎をきれいに平行にカットします。
下の写真の真ん中の円の部分(茎)をまっすぐに切ってきれいな見た目にします。
レタスを袋に入れて、ベルトコンベヤーに乗せます。
この作業を延々と繰り返します。(;´∀`)
レタスの種類や成長の具合、病気の有無などによってピッキングのしやすさが異なります。
レタスの状態が良ければ早くピッキングでき、楽しいです。が、逆にレタスが悪いと全然面白くないです。
また、ピッキングはチームで行います。
基本的に1人1列ずつ振り分けられ、自分の列のレタスをピッキングするけど、皆で助け合いながらやっているよ!
給料について
次に、レタスピッキングでどのくらい稼げるか、給料について書いていきたいと思います。
時給制
私が働いていた場所は、時給制のレタスピッキングでした。
ホリデーペイを含めて時給25ドルです。
給料は週払いです。
月曜日から土曜日まで働いた分の給料が、次の月曜日に銀行に振り込まれます。
給料としてもらえるのは23.15ドル/時ですが、仕事を辞めた後に1.85ドル/時がボーナスみたいな感覚でもらえるので嬉しいですよね。
トータルで見れば25ドル/時なので悪くないレートだと思うよ!
私の実際の給料公開
私が実際に稼いだ給料を公開します。
☆一番低かった給料の時☆
雨で2日デイオフになったため、4日しか働きませんでした。
4日間で721ドルなので1日180ドルの計算になります。
税金117.95ドル、シェアハウスのレント代120ドルが差し引かれ、手取りは483.56ドルでした。
☆一番高かった給料の時☆
この週は雨が降らず、月曜日から土曜日まで6日間働きました。
6日間で1213.45ドルなので、1日200ドルの計算になります。
税金247.51ドル、シェアハウスのレント代120ドルが差し引かれ、手取りは845.94ドルでした。
税金やレント代が引かれるので手取りが少ないなあと感じますが、
毎日約200ドル稼げているので悪くないと思います!
13週間働いて、合計13,201ドル稼ぎました。
そこから税金で合計2,508ドルが引かれ、またシェアハウスのレント代も引かれて、手取りの合計金額は9,152ドルでした。
この給料がいいか悪いか、考え方には個人差があると思いますが、少しでも参考になれば嬉しいです。(*´▽`*)
シェアハウスについて
私が働いているファームには、このファームワーカー専用のシェアハウスがありました。
ファームのシェアハウスがどんなものかを簡単にまとめたいと思います。
概要
ファームワーカーのみが住んでいるシェアハウス。
シェアハウスから、ピッキングの仕事をするファームまでは車で片道30分かかります。ですが毎日会社のバンで無料の送迎があったので良かったです。
(ファームジョブによっては送迎代がかかるところや、自分の車を持っていないと厳しいところもあるので注意!)
過ごし方
多い時はシェアハウスに15人住んでいたので、朝や仕事終わりのトイレ・シャワーは常に順番待ち状態でした💦
私の部屋は女子4人部屋でした。私は2段ベッドの上だったので登り下りが少し面倒でした。
キッチンやダイニングは2か所あり、ソファーやテレビなどくつろげる場所はたくさんあったので、そこまで不便は感じなかったです。
仕事が終わった後にシェアメイトと一緒に料理して一緒にご飯を食べたり、映画を見たりと毎日充実した時間を過ごせました。
また、デイオフの日は皆で海に出かけたり、少し遠出をしてクライストチャーチまで買い物に行ったりしました。私は車を運転できないので、車を持っているシェアメイトに頼んで連れて行ってもらっていました!
シェアメイトとは、仕事も家も一緒で毎日ずっと一緒にいるので、まるで家族のような関係になりました。時にはイライラすることもあったけど(笑)、楽しい時も悲しい時も一緒に気持ちを分かり合えてくれたシェアメイト達には感謝の気持ちでいっぱいです。
レタスファームで3ヶ月働いてみて
レタスファームは、私のニュージーランドでの初めての仕事でした。
率直に感じたことをまとめると、
・冬のレタスファームは寒さが厳しく大変。
・雨の中ピッキングするのが嫌だった。(大雨だと休み)
・美しい自然を間近で毎日見れるのは良かった。
・シェアハウス生活が楽しかった。
・お金の使い道が無く、ストレスなく貯金できた。
ピッキングの仕事は簡単ではなかったけれど、色んな国の人と同じ時間を毎日共有できたのはいい思い出です。
自然と触れ合え、素敵な人と出会え、まさにファームジョブの良いところを味わえた3か月間となりました!!
野菜ファームに興味がある方、これからファームジョブをしたいと考えている方などに、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。