この記事では、マレーシアの家探しの流れについてまとめています。
私はマレーシアに来て2週間会社が用意してくれたホテルで滞在をしていました。その間に自分で家探しをし、無事にこの度アパートメントに引っ越しをすることができました。
そんな私の実際の体験談や周りの話をもとに、家探しの流れについて詳しくまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
また、家探しの際に気をつけてほしい事についても言及しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
物件を探す
まず初めに物件を探すところからですよね!
マレーシアでよく使われている物件探しのサイトは以下です。
4つ並べましたが、ほぼiPropertyのみ知っておいたら大丈夫です。
いろんな人に聞いたところ、皆さん一番にiPropertyを紹介していたので、これが最も人気のサイトだと考えられます。
スマホで探すならアプリもありますが、ウェブサイトからでも探せます。
iPropertyのホームページに入ると、デフォルトでBuyの検索になっていますので、Rentを選択して自分の希望の場所で検索をかけましょう。
アカウントを登録すると、お気に入りなどの機能も使えるので便利だよ!
下見に行く
家を決める前に必ず下見に行くようにしましょう。
下見に行っても良いかエージェントに連絡をする際に、事前に質問できること(Wifiはあるか、光熱費は別か、いつから入居可能かなど)は質問しておくと良いです。
ーーーエージェントによっては、私は送った質問を全無視してくる方もいました😰そういう人柄の人とは付き合いたくなかったので、どれだけ物件が良くても下見には行きませんでした(^◇^;)
また、下見の希望を出した際にエージェントから以下の基本的な情報を聞かれました。答えられるように準備をしておきましょう。
下見で確認するポイントは人それぞれだとは思いますが、私が確認したものをまとめておきます。
私は実際に椅子とテーブルが欲しいと言ったら、エージェントがオーナーに交渉してくれて、購入してくれました。もちろんレント料金はそのままで。
レントの引き下げを頼んだり、追加して欲しいものをリクエストしたり、下見の際に色々と交渉してみよう!意外と聞いてくれるよ!!
予約金を支払う
下見をして、この物件にしようと決めたら、予約金として家賃1ヶ月分を前払いします。
私は、予約金のことなど知らなかったため、まだお金を用意していなかったの。だから3日間待ってくれとエージェントに頼んだよ。
予約金を支払って初めて物件の確保ができます。払うまでは、他の人が物件を予約する場合もあるのでドキドキでした😰
ここからは私の失敗談になるのですが、
3日間待ってくれると言っていたのに、オーナーが次の日にやっぱり500リンギットだけでも今日送金してくれと言ってきて・・・しかもその時私は現金しか持っておらず、預け入れできるATMを必死に探しまくって、ようやく送金・・・・・
できたと思ったらできず笑
それは、私が銀行アプリの使い方にまだ慣れておらず、間違って入力をしており、エラーになって送金ができなかったのです。私はてっきり、詐欺なのか????と疑ったり・・・・
結局、銀行の人に聞いたら、Transfer Type ReasonをFunds transferにしないといけないと言われて、そうするとちゃんと送金できたのです。😅
私のミスだったのを、すごく相手を疑ったりして、自分がなんだか疲弊していましたね・・・・
さらに両親からWiseで私の日本円を送金してもらったんですが、土日を挟むと届くのに時間がかかり、それでも焦ってイライラしたり。
結局、なんとか期日までに家賃1ヶ月分を送金できて、確約できましたとさ。
こんな私の失敗談から、学べるところは学んでいただきたいと思います笑
お金は早めに用意しておくことと、口座開設の際に送金の仕方をきちんと教えてもらっておくことが大切だと痛感しました。
オファーレターをもらう
物件を確約できたら、あとはエージェントからオファーレターが届くのを待ちましょう。
直接会う必要はなく、Whatsappで送ってくれます。送られてきたら、確認をしてE-signをします。
オファーレターは契約内容が簡単にまとめられており、契約書とはまた別物になります。全て英語で書かれているので、翻訳を使いながらちゃんと読んでおきましょう。
契約書にサイン・デボジットの支払い
エージェントが契約書を送ってくれたら、確認をし、デボジットの支払いを行います。
私の場合は入居日の前日の夜にWhatappで契約書が送られてきました。確認した後、E-signをして送り返しました。
契約書は全て英語で書かれているので、場合によっては翻訳などを使って内容を確認するのが良いと思います。
ざっくりと契約書の内容について説明をすると、
私の場合は、20ページ以上もあり、細かい部分まできちんと書かれていたのでその点については安心しました。
頭に入れておかないといけない重要なこと(レントの支払日や何かあったときの連絡先、不具合が起きた時の責任の場所など)だけはきちんと確認しておくようにしましょう!
契約書にサインすると同時にデポジットを払う場合もあるみたいですが、私は入居当日に支払いをしました。
支払いのタイミングなどはエージェントの指示に従いながらやると良いね。
入居する
そしていよいよ入居!
入居時にやることは、鍵を受け取ることとデポジットなどの支払いを行うことです。
場合によっては、入居日よりも前にデポジットを支払っていることもあるそうですが、私の場合は鍵の受け取りと同時に支払いをしました。
支払いはオンライン送金でしたので、前日などにもできることはできましたが、ちゃんと部屋に入れてからでないと安心できないと思っていたので私にはこの流れがちょうどよかったです。
また、入居に関して疑問に思うことや質問などを全てこの場でエージェントに尋ねることが大切です。
私が実際に確認したのは以下の内容です。
最終確認と言っても、エージェントとはいつでも連絡が取り合うことができるため、気になることがあればその都度聞けるので安心です。
ですが、ここで聞けることは全て聞いておくのがベストかなと思います。
私は渡された鍵がたくさんあったので一つ一つ確認したり、光熱費の支払い方法を聞いたりしたよ。ついに引っ越しでワクワクしていると思うので、何を確認しておくべきか事前に考えておくのも一つの手だね!
私の実際のスケジュール
ここでは、私が実際に家探しを始めてから入居するまでのスケジュールについてまとめしたので、ぜひ参考に見てもらえたらと思います。
9月26日(木) | エージェントに連絡 |
9月28日(土) | 下見、ここに決める、要望を伝える |
9月29日(日) | オーナーが机と椅子を購入 |
9月30日(月) | 予約金の一部を送金 |
10月1日(火) | パスポートデータを送る、予約金の残りを送金 |
10月2日(水) | オファーレターにサイン |
10月5日(土) | 契約書にサイン |
10月6日(日) | 引っ越し、入居 |
実際に下見に行ってからだとちょうど1週間で入居したことになります。
ですが、私は日本にいる間から少しずつインターネットで物件を見たりしていたので、そこから含めるとトータルで3週間ほどかかったかなという感じです。
ありがたいことに、私は会社が支給してくれたホテル泊が2週間あったので、比較的余裕を持って家探しができたと思います。
私が下見に行ったのは1件のみ。イメージとピッタリだったので即決したよ!
私が家探しをしていて思ったのは、初めてのマレーシアで生活にも慣れない中、仕事をしながら家探しをするとなると気持ち的にも体力的にもいっぱいいっぱいになってしまうということです。
もし可能なら、仕事を始める前に家探しができるよう、余裕を持って渡航しておくのも良いと思います。
家探しの注意点
マレーシアで家探しをするにあたっての注意点をいくつか紹介します。
エージェントの見極め
iPropertyの良いところは、エージェントの登録番号があるかどうかが一目でわかるところです。
通常、物件を持っているオーナーが依頼した仲介エージェントが物件を紹介しています。このエージェントがきちんとした資格を持っているのか見極めることが大事です。
*家の契約時の詐欺の被害もゼロではないので慎重に!!
物件を掲載しているエージェントの名前の下にREN番号が載っていたら、資格のあるエージェントだとわかります。
RENとは・・・Real Estate Negotiater
これは、不動産エージェント・交渉人であることを正式に証明した資格であり、エージェント一人一人が持っている必要があります。
本当にこの番号が正しいのかどうかを調べる方法もあるので、気になったら下のサイトで検索をしてみると良いでしょう。
検索手順
①Search for Negotiator
②REN番号を入力
③Search
検索をすると顔写真と名前などの詳細が出てくるので、きちんと資格があるかどうか確認が取れます。
資金・銀行口座の準備
次に紹介する注意点は、資金や銀行口座の準備をしっかりしておくということです。
この物件にしようと決めたら、予約金やデポジットなど大きな額のお金を支払う必要があります。この時、ほとんどの場合が現金ではなく、口座からの送金になると考えられます。
そのため、家探しを始める前(もしくは探しながら)、マレーシアの銀行口座の開設をしておくべきです。
また、まとまったお金を準備しておくのもとても大切です。
私は口座ができたらすぐに日本から両親にワイズを使って送金してもらう予定だったんだけど、設定とか色々あってすぐには届かず。予約金を払うのも遅れて、正直ちゃんと契約できるか不安だったなあ・・・
ほとんどの物件でデポジットが家賃の2ヶ月分ほどかかります。予約金も含めて、家賃3〜4ヶ月分は出費があると考えておくと良いでしょう。
下調べや下見を怠らない
渡航して仕事も始まれば大忙しの毎日だと思いますが、下調べや下見にはなるべく時間をかけましょう。
金額や間取り・家具などメッセージでも確認できることはまず、聞いてから下見に行くかどうか決めるのが大切です。余計な時間を割かなくて済みます。
そして下見の際は、家の中の清潔さや家具の状態などだけでなく、立地について確認しておくことを忘れずに!!
以下に確認しておくべきポイントをまとめました。
例えば、私は今住んでいるアパートメントが学校に近いため、休日の早朝から子供達の部活の声とか試合の声援とかがよく聞こえます😅
また、イスラム教のお祈りの声も毎日数回聞こえるよ。私はそこまで気にならない方だけど、気になる人はそういう面も考えて住む場所を決めると良いよ!
日本にいる間にもサーチしておこう
マレーシアの物件探しサイトは日本でも見ることが可能です。
渡航後は何かと忙しくバタバタして、気持ち的にも追い込まれてしまうので、日本にいる間にある程度の目星をつけておけると良いかなと思います。
また、契約の流れなども予習しておくことでスムーズに契約が進みます。不安や心配なことはなるべく日本にいる間に解決してから来ることをお勧めします。
家探しは慎重に
この記事では、マレーシアの家探しについてまとめました。
マレーシアで生活する上で最も大切だといっても過言ではない、家探し。初めてのマレーシア生活で、家探しに不安を感じる方も多いかと思います。
「詐欺られたらどうしよう・・・」
「いい場所見つからなかったらどうしよう・・・」
私も実際にそう悩んでいました。ですが、家探しの流れややることをしっかり知っておけば、その不安も少なくなるはずです!
この記事が少しでも皆さんの役に立つことを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。