ニュージーランドでワーホリ中のみいです。
今回はキウイのフラワーピッキングについてのお話をしたいと思います。
私は昨年の11月に南島のMotuekaという町でキウイのフラワーピッキングを経験しました。
このファームジョブ、結構稼げたのです!!
この記事では、フラワーピッキングの仕事内容・実際の給料・感想などをまとめています。
ニュージーランドでファームジョブに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
フラワーピッキングとは
キウイのフラワーピッキングのお仕事、あまり耳にする人はいないのではないでしょうか。
キウイには雌の木と雄の木がありますが、果実をつけるのは雌の木だけ。
雄の木になった花の花粉をミツバチが雌の木に運ぶことで、雌の木は果実をつけます。
ただ、ミツバチの力だけでは間に合わないため、人間が雄の木から花をピッキングし花粉を取り出し、雌の木にばら撒くという作業が必要になるということです。
私が働いたファームは南島にありましたが、北島にもキウイファームはたくさんあります。昨年は天候が悪く北島のキウイの花粉があまり取れなかったとのことで、私たちがピッキングしたフラワー(花粉)が高く売れるんだとゆう話も聞きましたね。
フラワーピッキングのお仕事もとても重要なんだね!
仕事内容
フラワーピッキングはとても短期間の仕事です。
雄の木が花をつけてから全てピッキングするまで約2週間ほどで終わります。
私が実際にフラワーピッキングをしたのは、11月14日から11月29日まででした。
フラワーピッキングだけの求人というのはあまりないかな。
その前後の仕事(シニングやパッキングなど)の募集があり、
途中フラワーピッキングをするという感じだね。
ピッキングの方法
フラワーピッキングは、ひたすらキウイの花を摘みカンガルーバックの中に入れていくだけです。
花は指で引っ張ると簡単に取れます。ハサミや軍手などは使用しません。
カンガルーバックがいっぱいになったら、専用の袋にうつし、自分の名前を書いたラベルをつけて木の下に置いておきます。休憩時間になったらその袋を指定された場所まで持っていきます。
スーパーバイザーやマネージャーが花の入った袋の重さを測りノートに記入。
という流れです。
インスタグラムには動画を載せていますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
1日の流れ
私が働いたところでは、朝8時から夕方の4時30分まででした。
といっても、歩合制の仕事のため基本的には自分の好きな時間で帰ることもできました。
休憩とランチタイムは、朝10時、昼12時30分、14時30分にありましたが、こちらも自由。
休憩は各自取りたい時に取れました。
給料大公開
フラワーピッキングは歩合制のお仕事です。取れば取った分だけ稼げるということです。
私が働いたファームでは、16ドル/kgでした。
もちろん最低時給は保証されていたので、ピッキングが遅い人でも最低22ドル/時はもらえていました。
私の実際の給料を発表する前に、1つ伝えておきたいことがあります。
それは、実は私、トップピッカーでした!✨
オーストラリアでも歩合制のピッキングジョブをたくさんやってきたので、
その経験がようやく生かされたって感じ!
でも毎日休憩もろくに取らず必死にピッキングしてたよ^^;
それでは、私の実際の記録を紹介したいと思います。
1日目 | 16.01kg(8時間) |
2日目 | 22.21kg(8時間) |
3日目 | 25.45kg(8時間) |
4日目 | 22.49kg(8時間) |
5日目 | 38.8kg(8時間) |
6日目 | 46.19kg(8時間) |
7日目 | 35.24kg(8時間) |
8日目 | 35.33kg(8時間) |
9日目 | 30.96kg(8時間) |
10日目 | 22.23kg(8時間) |
11日目 | 23.09kg(6.5時間) |
12日目 | 15.86kg(5時間) |
13日目 | 10.54kg(4時間) |
14日目 | 12.96kg(6.5時間) |
1kg16ドルなので、計算していただけたらわかると思いますが、はい、結構稼げました😃
一番多くピッキングした日は、46kg×16=736ドル稼げました。
その日は、8時間働いたので、時給92ドル。
一番少なかった日は、10.5kg×16=168ドルで、4時間働いたので時給は42ドルでした。
シーズン終わりでフラワーがほとんどない時でも時給40ドル超え!
最後まで頑張れば頑張った分だけ稼げる!
結局、週いくら稼げたのかと言いますと、、、
最初の週が3,056ドル、2週目が2,715ドルでした。
フラワーピッキングの2週間で5,700ドル稼ぐことができました。
*この金額から税金を引かれた金額が振り込まれました。税金はめちゃくちゃ高かったです(~_~;)
いつもは18%とかでしたが、この時は30%もありました😢
税金も高いですが、手取り金額もいつもの約2倍。
たくさん稼げたことも純粋に嬉しかったですが、自分の限界を超えて毎日頑張った分の結果が出たことに達成感と充実感を感じることができました。
注意点
フラワーピッキングで気を付けないといけないのが、雨でも続行するということです。
雨の中でも作業するため、雨具を用意しないといけません。
カッパ上下と本格的な長靴を自分で購入する必要があります。
私はWarehouseで購入しました。
カッパと長靴合わせて100ドルほどしました💦
時期によっては雨具が安売りされてることも!
雨具が必要になるかどうか、事前にファーム会社に確認するといいね。
ただ、カッパを着ていても全身びしょぬれになります(;’∀’)
ずっと上を向いて作業するので雨が服の中に入ってくるんですよね。
濡れたまま8時間以上外で作業するのは、本当に辛かったです。寒くて寒くて風邪ひきそうになりました。
ちなみに長靴は、くるぶしまでのミニブーツタイプでは足りなかったです。
水たまりがとても深かったので、ひざ下までの長靴が必要となります。(ファームによって変わると思いますが)
まとめ
キウイフラワーピッキングについてまとめましたが、いかがだったでしょうか。
歩合のファームジョブは、その人の体力やスキルによっても稼げるものと稼げないものがあるので、自分に合ったものを選ぶのが一番です!
きつい仕事ではありますが、頑張れば稼げるというのはファームドリームですね(*´▽`*)
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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*筆者は、オーストラリアでも10種類以上のファームジョブを経験済み*
ワーホリやファームジョブなど、質問等があったらDMください(^^)/
答えられることなら答えます!