こんにちは。ニュージーランドでワーホリ中のみいです。
なんと、ニュージーランドに来て早くも1年が経ちました!!
この1年、すごく充実していてあっという間に時間が過ぎていったように思います。
そこでこの記事では、私がこの1年間どう過ごしてきたか・どのように感じているか・今後についてなどをつらつらと書いていきたいと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください。
1年間の歩み〜ざっくりまとめ〜
私がニュージーランドに来てから1年間何をしてきたかを簡単に表にまとめてみました。
2022年6月 | オークランド到着。銀行開設・IRD申請・仕事探し 南島へ移動・野菜ファーム開始 |
7月 | 野菜ファーム |
8月 | 野菜ファーム |
9月 | 野菜ファーム終了・南島プチロードトリップ |
10月 | キウイファーム開始(キウイシニング) |
11月 | キウイファーム(フラワーピッキング) |
12月 | キウイファーム(パッキング) |
2023年1月 | キウイファーム終了・北島へ移動 |
2月 | タウポ観光・アップルファーム開始 |
3月 | アップルファーム・両親とオークランド旅行 |
4月 | アップルファーム |
5月 | アップルファーム |
この表を見てわかるように、ファームジョブ(ワーク)と旅行(ホリデー)の繰り返しの日々です。
まさしくこれがワーキングホリデー!
それでは、もう少し噛み砕いた詳細を見ていきましょう。
日本出発・オークランド到着
私がニュージーランドへ出発したのが、2022年6月11日。
オーストラリアワーホリで過酷な事がたくさんあり、大失恋と病気・手術などを経験した後、もう一度新しい人生を踏み出したいとの思いで2回目のワーホリを決意しました。
ニュージーランドを選んだのは、自然が豊かそうだったから。都会や街で住むより、素朴で温かな自然の中で癒されたかったからです。もう一つの理由は、開国が早かったからです。当時はコロナ渦。ニュージーランドは、私が海外に行きたいタイミングで行けるようになったので、即決でした。
オークランドに到着した時は、不安や緊張よりも、やっと新たな一歩を踏み出せるという嬉しさの方が大きかったように思います。
オーストラリアワーホリの時はエージェントを利用しましたが、今回は全て自力で行くことに決めていました。海外生活2回目(4年目)だったということもあり、手続きなど諸々の勝手はわかっていたからです。
オークランドに着いて、まずは予約していたバックパッカーに宿泊。
部屋は6人部屋。シェアメイトは不思議な人ばかりで(←失礼)早くも海外の洗礼を受けてました笑
着いて数日間で、日用品の購入・銀行開設・IRDナンバーの取得など事務的なことを(運よく)一気に終わらせることができました。
そしたら(運悪く?)大風邪を引いて数日間ベッドで寝込んでました笑
コロナじゃないかとヒヤヒヤでしたが、陰性でした。(ホッ)
この辺の詳しいことは別の記事にまとめているのでぜひそっちも読んでみてください!
私は日本から送金もせず、持参したお金(オーストラリアドル500ドル)しかない状態だったので、とにかくすぐに仕事探しを始めました。(もちろん、最終手段用にエポスカード は持ってきてましたが)
\入会費・年会費永年無料!/
ラッキーなことにすぐにファームジョブが見つかり、オークランドを出発。
結局、オークランドには10日間しか滞在しませんでしたが、かけがえのない友達に出逢い、たくさんの思い出を作る事ができました。
NZ初仕事は野菜ファーム
ニュージーランドで初めてゲットした仕事は、野菜のピッキング。
この仕事はbackpackersboardというサイトで見つけました。
仕事場までの送迎とアコモデーションつきという条件に惹かれ、はるばる南島まで移動してきました。
オークランドからバス・フェリー・バスを乗り継いで野菜ファームのあるCheviotへ。
詳しい移動方法については別の記事にまとめています。
野菜ファームでは、6月の終わりから9月中旬までの約3ヶ月間働きました。
ちょうど冬の時期。外でのピッキングは本当に寒くて大変だったなあ。
仕事内容は、ナイフを使ったレタスとブロッコリーのピッキング。
どちらも背の低い作物のため、足や腰が痛かったです汗
アコモデーションは、このファームワーカーのみが住む大人数のシェアハウスでした。(15人くらいいた)
部屋は狭い、共用スペースはいつも汚い、トイレシャワーはいつも順番待ち・・
だけど、朝から晩まで一緒に生活した仲間たちはかけがえのない宝物になりました。
毎日ご飯を一緒に作って食べたり、仕事終わりにゲームやパズルをしたり、デイオフにクライストチャーチまでお出かけしたり。本当にたくさんの思い出ができて、すごく楽しかったです。
それだけじゃなく、やはり男女の共同生活シェアハウス、色々とドラマが起こるもんでして・・・
様々な恋愛ドラマがありました笑
《あの人とこの人がハグしていた》
《彼と彼女がキスした》
《彼はあの子のことが好きみたい》
《この人はその人のことを狙っている》
などなど。
純粋な片思いからドロドロの三角関係までとにかく盛りだくさんでした笑
と言っている私も実はその中の一人。←
今付き合っているマレーシア人の彼と出会ったのは、紛れもなくこのシェアハウス。
ファームで出会って意気投合というのは、よくあるパターンです(?)
最初は私たちも関係を秘密にしていましたが、空き部屋で一緒に寝ていたのがバレて(←)みんなにからかわれる始末。
めでたく公認からの、二人で一緒にこのファームを出たのでした笑
結局蓋を開けたら、このシェアハウスからカップル3組(それ以上?)もできててびっくりしましたね。
これぞファームマジック✨
野菜ファームについての詳しい話は別のブログに書いてます!
南島をプチロードトリップ
野菜ファームを寒い中頑張ったご褒美に、2週間のプチロードトリップをしました。
私のニュージーランド初めてのホリデーです。
訪れたのはこちらの観光地。
*ハンマースプリング
*クライストチャーチ
*アカロア
*レイクテカポ
*マウントクック
*カイコウラ
*ブレナム
*ネルソン
2週間という短い間でしたが、心も体もリフレッシュでき、素敵な思い出となりました。
特にレイクテカポの美しさが忘れられません!
詳しいコース・費用についてはこちら。
再びファームジョブ開始
たっぷりとホリデーを楽しんだので、また仕事の時間です。
ニュージーランド2つ目の仕事は、キウイファーム。
野菜ファームを辞める前に、同じくbackpackersboardで見つけて応募していました。
場所は南島の北の方にある、モトウエカという場所です。
キウイファームでは、10月初めから翌年1月終わりまで約4ヶ月間働きました。仕事内容は、つぼみの剪定・フラワーピッキング・フルーツの剪定・パッキングと色々でした。
お金も貯まり、キウイも食べ放題で、満足のいくファームジョブとなりました。
この時のアコモデーションは、ホームステイに2ヶ月間とシェアハウスに2ヶ月間住んでいました。
どちらも私と彼の2人部屋で気楽に穏やかに過ごせたのでよかったです。
クリスマス・私の誕生日・年越しと色々なイベントをここで過ごしました。カイテリテリでカヤックをしたり、Windows Wallpaperの撮影地に行ったり、Abel Tasman国立公園をハイキングしたりと仕事をしながらも充実した生活でした。
キウイピッキングまで時間が空くということなので、キウイファームを辞め北島へ行くことに決めました。
詳しいことは別の記事に書いているのでぜひ読んでみてください。
レイクタウポで観光
キウイファームをやめてホリデー第2弾!
フェリーで北島へ移動し、レイクタウポへ行きました。
タウポで1週間滞在し、たっぷりと観光を楽しみました。
ホビット撮影地のダムや、マオリ彫刻が見れるクルーズ、有名なフカ滝、ガラス工房や自然ホットスプリングなど回るところがたくさんで時間が足りないくらいでした!
タウポについての記事はまた今後書いていく予定なので、更新をお楽しみに!
3つ目のファームジョブへ
タウポ旅行が終わり、次のファームジョブの場所ギスボーンへ。
ニュージーランド3つ目の仕事は、今現在も働いているアップルパッキング。
パックハウスで朝から晩までりんごをひたすらパッキングします。
この仕事を始めたのは、2023年2月初めで7月中旬まで働く予定です。なんだかんだ5ヶ月以上働くことになりましたね。
毎日10時間・週6勤務なので貯金はできています。
ギスボーンという町は決して大きくはないですが、小さくもないので不便もなく快適に過ごせています。
NZに来て感じたこと
ニュージーランドに来て1年が経ちました。
本当にあっという間でした。
ニュージーランドに来てからの私の気持ちの変化を大まかに振り返ってみたいと思います。
オークランド到着 | 「新たな出発・全てが新鮮・自力で生きる」 |
野菜ファーム開始 | 「毎日仲間と楽しい・でも失恋の傷は完全には癒えない」 |
野菜ファーム終了 | 「失恋は乗り越えた・大切な人ができた・新たな壁に直面」 |
キウイファーム開始 | 「少し毎日が退屈・自分の殻に閉じこもりがち」 |
キウイファーム終了 | 「とにかく今を楽しもう」 |
りんごファーム開始 | 「不安・心配・また同じ失敗をしそうで怖い」 |
今 | 「自分を大切に・相手を信じる・平和で心が満たされている」 |
ポジティブな気持ちを赤で、ネガテイブな気持ちを青で塗りました。
これを見て分かるように、良かったり悪かったり相変わらず私の気持ちは忙しかったことが想像できます←
人生って誰もがそうだと思います。いい時もあれば悩む時もある。
場所を変えても日本を飛び出しても、それは同じです。
ニュージーランドに来たばかりの時は、全てが自動的に美しく見えたんですよね。
自力で来たし、誰も知り合いもいないし、自分のことは自分でやらなきゃと思っているから、勝手に自分の気持ちを上げれてたんです。誰も私のことを励ましたり助けたりしてくれる人はいなかったからです。
いわゆる、本当の自分の中の強さが引き出された状態です。
ですが、私の場合、この状態は長くは続きません。
絶対に疲れが生じてくるんです。(心に)
そんな中、少しずつ心を開ける仲間ができて、1人で頑張らなくても良くなりました。
私と同じ悩みを抱えていた人とたくさん出会い、同じ気持ちを共有できた時は本当に嬉しかったです。こういうのには、年齢も性別も国籍も関係ないと改めて思いました。
今までずっと悩んでいた元彼のことをようやく吹っ切れたのも束の間、新たな悩みの壁がやってきました。「これぞ人生だなあー生きてるなー私」って感じで笑
いつも恋するといっぱいいっぱいになる私。今回も同じく、恋は盲目状態になってしまっていました。
一歩進んで二歩下がる状態ではありましたが、周りの助けを借りながら少しずつ今まで囚われすぎていたことから解放されつつありました。
今まで何が自分をそんなに悩ませ苦しめていたのか。
それは、「他人の気持ちを気にしすぎること」
今までも分かってはいました。「そんなに気にするなよ」と。でもなかなか性格を変えることはできませんでした。
だから恋をすると、どうしてもその人に嫌われたくないゆえに「今私のことどう思ってるのかな」ばかりに集中して自分の正直な気持ちを表現できずにいたのです。相手ばかりを優先しすぎて。
でもようやく自分の大切さを考えられるようになりました。
ニュージーランドで出会った人々が、驚くほどに誰もが揺るがない自分というものをきちんと持っていて、私にその大切さを教えてくれました。
かっこいいんですよね。
自分を大切にできる人って。
他人のことを考えない自己中心的な性格とは違って、どんな状況でも自分を見失わない強さがあるんです。
私もまだまだ自分のことを好きだと胸を張って言えるわけではありませんが、少しずつ自分に対する考え方が変わってきたなと感じています。それだけでもニュージーランドに来てよかったなと思います。
この1年で様々な出会いが私をより良い私へと導いてくれました。
出会いって本当に大事です。その出会いができたのも、私が一歩踏み出してここに来たから。もう一度ワーホリに行こうと決意した過去の自分に感謝したいです。
人との出会い以外にも、自然とのふれあいも私にプラスの影響を与えてくれました。
ニュージーランドは本当に自然が豊かで美しいです。
どこに行っても羊の群れがあって、それを見ていると心がホッとします。
都会すぎない自然に囲まれた生活をしていると心が軽くなります。
自分にはニュージーランドの方が合っているなと常に感じています。
この1年間はあっという間で、刺激的で濃厚な時間となったことは間違い無いです。
間違いなく後悔はないです。
来てよかったです。
そういえば今まで言及していなかった、英語力について少しだけ伝えておきます。
この1年でどのくらい上達したかというと、正直あんまり変わらない気がします笑
というのも、私はオーストラリアで一応約3年間過ごしていたし、最初に語学学校にも通っていたので基本的な英語力が根本にあったからです。日本に帰国して英語を使わなくなったのでまたゼロに近くなりましたが、ニュージーランドに来て自動的にまた英語を話すようになれたという感じです。
(と言ってもいまだにローカルの英語は聞き取れないし、分からない単語もいっぱいあるし、英語もぽんぽん話せません。でも日常会話はできますし、生活に支障はありません)
もっと英語力を伸ばしたいなら勉強も必要だと思うし、ローカルの人と話す機会を増やす方が良いと思います。が、今の私のフォーカスは英語力とは別のところにあり、今後余裕ができたら取り組んでいきたいところです。
生活に支障はないと言っても、やっぱり英語はできたほうがいいと感じます。もっとストレスなく会話ができたらなといつも思います。今後の課題ですね。
今後はどうする?
さて、ワーホリ1年目の振り返りはできたので、これからのことについて考えていきたいと思います。
事務的なことをいうと、私のワーホリビザは2024年3月12日まで延長されました。
ファームジョブを3ヶ月すれば3ヶ月延長できるセカンドビザを申請したのと、政府が指定の期間にビザが切れるワーホリビザを対象に6ヶ月間の延長を発表したからです。
セカンドビザについては別の記事に詳しく書いています。
ということであと9ヶ月間は確実にニュージーランドにいられます。(やったー)
今後の予定は、正直何も決まっていません。笑
7月に今のアップルファームを辞めたら、また少しロードトリップをして南島に行くことは決まっています。そのあとはまたおそらく何かしらのファームジョブをすると思います。
そのあとは?
ニュージーランドに住むの?
マレーシアの彼とはどうするの?
などなど私も以前は色々と考えて不安に思っていました。
でも将来のことをあれこれ心配している時間の方がもったいないなと思うようになったので、今はそこまで心配していません。流れに身を任せて〜って感じですね。
これができるのもワーホリの良いところということで。
必要な準備や計画はしっかりしていきますが、心配や不安はしないで楽しみながら過ごしていきたいと思います。
これからもニュージーランド生活、思いっきり楽しみますよ〜!!
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