こんにちは。
現在ニュージーランドで生活中のみいです。
昨年の2月、私は子宮内膜症(チョコレート嚢胞)という病気で手術・入院をしました。
\チョコレート嚢胞について知りたい方はこちら/
あれから1年。
今の体の状態、感じることについてつらつらと書いていきたいと思います。
子宮内膜症の手術から体が回復し、ニュージーランドに渡航する流れなどは、こちらの記事に書いています。
ジェノゲストの服用について
渡航から6ヶ月が過ぎ、服用していたジェノゲストという薬がなくなりました。
ジェノゲストは簡単にいうと生理を止める薬。
子宮内膜症は生理が来ることが原因で、手術後の再発率も比較的高いため、ジェノゲストの服用を一般的には勧められます。
私も、再発は絶対に嫌だし、生理がないなら楽で一石二鳥やん!と思っていました。
手術前から合わせて約1年間飲み続けてきましたが、マイナスの部分もやはり見えてきました。
まずは薬代です。
3ヶ月分でおよそ8,000円かかります。これ妊娠期をのぞいてずっと飲み続けると考えたら、何十年・・・塵も積もればでそれなりのお金はかかります。
(再発して痛い思いをするよりはマシだろうとは思いますが)
もう一つモヤモヤしていたのは、生理がこないことです。
いやいや生理を止めてるんだからそりゃ来ないに決まってるやん。ってそうなんですが、私が言いたいのは、自然の物理に反していることへの不安を感じてしまったということなんです。
生理は厄介で面倒臭いけど、特定の年齢の女性の体の仕組みとして体内にプログラムされているものじゃないですか。それを化学物質で止めてしまっていいのだろうかと。
もちろん医者が勧めているのだから、一切の問題がないことは重々知っています。(もちろん服用初期の副作用はありましたが)
でも周りの女友達が生理で辛い中仕事を頑張っている姿とか間近で見ていると、私だけ生理ないけどいいのかな。なんて思ってしまったのです。自分だけ楽してていいのかなって思うと逆にストレスだったんです。
この考え方は良くない!!
チョコレート嚢胞という病気の痛さ・苦しさをずっと味わってきたじゃない。
またこれを味わいたいの??絶対嫌だよね!!人は人。自分は自分。
小さい頃から自分が楽だと感じることに対して嫌悪感が生まれる気質で、こんな自分の体が重要な場面においても他人の辛さと比較して落ち込む私がいました。
(子宮内膜症とは関係のない話になりそうなので、ここでストップします)
そんなこんなありまして、ニュージーランドに持ち込んでいたジェノゲストがなくなり、今は飲んでいません。
ニュージーランドでも産婦人科に行けばもらえるとは分かっているのですが、私は一度服用をやめてみることにしました。
生理が戻った
ジェノゲストの服用をしなくなってから約2ヶ月後から生理は戻りました。
が、圧倒的に血の量が少なく腹痛や腰痛が軽減されていて驚きました。
手術前の数年(特に1年前)は生理が来るたびに動けないくらいの痛みだったので・・・・
今やっと気づきました、それが異常だったことに。
だからこそ、改めてまた声を大にして言いたいのは、
少しでも生理がひどくなったと思ったら病院へ!!
ということです。
絶対に後回しにせず、できるだけ早く医者に診てもらうことをおすすめします。
気をつけていること
子宮内膜症を一度患った私は、今意識してやるようにしていることがあります。
1つ目は、お湯を飲むこと。
よく耳にしますよね。体を冷やすと良くないって。
今まではあまり気にしていなかったのですが、最近は体をなるべく冷やさないように努めています。
◇飲み物は常にお湯にして、冷蔵庫に入った冷たい水は飲まない。
◇生理の時は湯たんぽをお腹に当てる
など。
2つ目は、生理をトラックすること。
今までは生理が来ても記録とか全くしていませんでしたが、今はするようにしました。
記録することで異常や変化がすぐわかるようになるのと、生理に伴う感情の起伏や食欲の変化を受け入れやすくなるので良いなと思いました。
◇スケジュール帳に生理日を記録
◇アプリを使って詳細を記録
私はApple Watchの周期記録というアプリを使ってトラックしています。
出血量や症状の記録はもちろん、次回の予定日を予測することもできます。また、心拍数や手首の温度を計測することで予測を改善してくれます。
毎日の睡眠の質を測れたり、運動の記録を残せたり、Apple Watchを使い始めてから自分のヘルスケアをより身近に簡単に管理できるようになったと感じています。
自分の体とうまく付き合う
手術から1年以上が経ち、今は異常な痛みも感じず元気に過ごせていることに感謝です。
私はいつも体の声を聞かずに無理をしてしまう癖があります。
自分は頑張っていないと価値がないと思い、休んでいると私は何をしているんだろうという虚無感に襲われるからです。
どんだけ体が悲鳴を上げても、それを無視して仕事をしていました。
そんな無理が祟って、病気になってしまったのかなとも思います。
だから今は少しだけ考え方を変えるよう意識しています。
頑張っている自分も好きだけど、休んでいる自分も褒めてあげたい、と。
体が元気でないと心も落ち込んでしまいますからね。
だからこそ、日々のヘルスチェックをしっかりして、無理なく過ごしていきたいと思います。
自分の体とちゃんと向き合い、自分で守ってあげましょ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
健康第一!皆さんも無理せずに。