この記事では、アジア最大のLCC航空とも言われるエアアジアのフライトレビューについてまとめています。
今回は、2024年5月の時点で私が実際に利用した際の情報になります。
私が利用した区間は、羽田からクアラルンプールの往復です。
エアアジアチェックインの流れや機内食、機内の様子など詳しく紹介しているので、エアアジアを利用しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
エアアジア搭乗の流れ(羽田空港)
エアアジアに登場するまでの流れについて紹介します。
予約
まずは航空券の予約をします。
予約はエアアジアの公式サイトから直接予約しても良いですが、旅行会社で購入する方が安い場合もあるので、必ず複数のサイトで価格を比較することが大切です。
・ポイント貯まる
・ポイントは次回予約時に国内・海外で利用可能
チェックイン
航空券を購入できたら、オンラインでチェックインを行います。
エアアジアのMOVEというアプリからオンラインチェックインが可能です。航空券をエアアジアから直接購入しておらず、旅行会社経由で購入した場合もエアアジアのアプリから操作ができます。
オンラインチェックインができるのは出発14日前から1時間前までだよ!
必要事項を入力します。
帰りの便がある方はそちらもお忘れなく。
eチケットが表示されますが、日本の空港ではこれが使えないため結局は当日カウンターに行かなければなりません。
ここで機内食・シートの選択・荷物の追加が選択できます。
当日カウンターで申し込むよりも安く購入できるので、事前にオンラインで申し込むことをおすすめします。
搭乗券をもらう
フライト時間の約3時間前になると、カウンターが開きます。カウンターの場所や開く時間は掲示板を確認しましょう。
カウンターでは、パスポートを見せて搭乗券をもらいます。
また、ここで持ち込み荷物の重さを測られます。
7kg以内であればOKです。
待機
保安検査場を通り、搭乗時間まで待機します。
ラウンジでゆっくりするのも良いですね。
搭乗
搭乗時間になるといよいよ飛行機へ。
私の時は、ゲートは出発時間の20分前に閉まるとアナウンスされていました。搭乗券にも記載されているので確認しておくことが大切です。
エアアジアの機内の様子
エアアジアの機内の様子を写真付きで紹介します。
シート
私が利用した飛行機は、1列9席(3席×3)で構成されており、お世辞にも広いとは言えない空間でした。
私のシートは、ど真ん中のシートで右も左も余裕がなく窮屈でした。足は前には伸ばせますが、前の席の人がシートを倒すと膝が当たってしまうこともありました。
エアアジアは機内エンターテイメントがないため、液晶画面はありません。
ヘッドシートは自分の頭に合わせて調整ができるようになっています。
機内食
エアアジアに機内食は自動ではついてこないので、自分で注文する必要があります。
注文は事前にネットから注文しておくと割引価格で買えるのでおすすめです。もちろん機内でも注文・支払いして機内食をもらうことができます。
たくさんの飲み物やご飯の中から選べます。
私はチキンライスを注文しました。ペットボトルの水がセットになっています。
炊き込みご飯の上に柔らかいチキンがのっていてとても美味しかったです。チリソースとソースは辛いかなと予想していましたが、ほとんど辛味はなくマイルドな味でした。
トイレ
トイレには、トイレットペーパー・石鹸・ペーパータオルがついています。
マレーシアのトイレにはトイレットペーパーがないことも多いけど、飛行機内にはあるので心配入りません。
消灯時間
私が使用したのは、羽田空港を23時50分に出発する便でした。
出発してから機内食のサービスがあったりするので、消灯するのは2時ごろになります。
そのためすぐに寝たい人はアイマスクなどの準備をしておきましょう。
エアアジア搭乗の流れ(クアラルンプール空港)
クアラルンプール空港での搭乗までの流れは羽田空港の時とは全く異なるため、一度きちんと確認しておくことが大切です。
チェックイン
まずオンラインでチェックインをしておきます。当日ではなく余裕を持ってチェックインしておくことをおすすめします。
クアラルンプール空港からの出発には、e-チケットが利用できるため、紙の搭乗券をもらう必要はありません。
預け入れ荷物がない人は、カウンターに行く必要はなく、そのまま保安検査場へ入れるよ!
保安検査・パスポートチェック
クアラルンプール空港では、飛行機に乗るまでに何度も保安検査・パスポートチェックがあります。
羽田空港のように1回で終わりではないので注意しましょう。
- Step1保安検査(簡易)
持ち込み荷物(スーツケース)を持っている人は重さの測定あり。
荷物をそのままベルトコンベヤーに流す。 - Step2パスポート・搭乗券チェック
パスポートを係の人に見せる。
搭乗券をスキャンする。 - Step3出国審査
機械にパスポートをスキャン
- Step4時間つぶし
レストランや免税店などがたくさんある。
- Step5保安検査(本番)
トレイにパソコンや液体物を出す。
身体検査をする。 - Step6ゲートで確認
係の人にパスポートと搭乗券を見せる。
- Step7もう一度確認
別の係の人にパスポートを見せる。
クアラルンプールから国際線に乗る場合は、これだけの流れを経てようやく搭乗することができます。
そのため、余裕を持って搭乗時間の2時間前にはStep1の保安検査(簡易)を通ることをおすすめします。
私はこんなにプロセスが長いと思っていなくて、1時間前に通ったんだけど搭乗の最終コールギリギリにゲートに到着したよ。めちゃくちゃ走って大変だった笑
しかも保安検査(本番)から搭乗ゲートまでの距離がとても長ーーーいの!!移動に時間がかかることも踏まえて、余裕を持って空港に到着しておこう!
もう一つ重要なのが、保安検査(簡易)では飲み物の持ち込みができますが、保安検査(本番)では持ち込めないということです。
機内に持ち込もうと思って出国審査後の免税店でお水を買っても、その後に保安検査(本番)があるため没収になってしまうので気をつけましょう。
エアアジアのルール・注意点
エアアジアには細かいルールや注意点があるので、事前に確認しておきましょう。
機内持ち込み荷物は7kg以内
1つ目の注意点は、機内持ち込み荷物が合わせて7kg以内であるということです。
機内持ち込み荷物は、規定内の大きさの荷物1つと手回り品の合計2つの持ち込みが許可されています。この2つの合計の重さが7kg以内でないといけません。
例えば、手回り品をパソコンを入れたパソコンバックにするのなら、もちろんパソコンの重さも入れて7kg以内にしないとダメだよ。
少しだけならいいだろう・・・とは思わない方が良いです。
なぜなら羽田空港のカウンターできっちり2つの荷物の重さを測られるからです。カウンターに行く前に荷物の整理をしておきましょう!
だけど、クアラルンプール空港では重さが測られないこともある。
クアラルンプール空港では、機内持ち込み荷物がスーツケースの場合のみ重さを測っていました。私はパソコンバックとリュックサックだったので、どちらも重さを測られませんでした。
いつもそうなのかは分からないので、きちんと7kg以内に収めておく方が良いでしょう。
機内へ持ち込みした飲食物の飲食は禁止
エアアジアの公式サイトでは、機内への持ち込みした飲食物の飲食は禁止であると述べられています。
ですが、私がエアアジアを利用した際にマクドナルドを持ち込んでいる方を見かけました。そして彼らはそれを食べていました😅
隠れて持ち込み食べている人も中にはいるようですが、原則持ち込んだ食べ物を機内で食べることはできないので注意が必要です。
マナーはきちんと守っていきたいね。
羽田では紙の搭乗券をもらう必要あり
羽田空港では、eチケットが利用できないので紙の搭乗券をもらう必要があります。
オンラインで事前にチェックインしていたとしても、当日カウンターに行かなければならないということを覚えておきましょう。
エアアジアの口コミ・評判
エアアジアの口コミや評判を複数のサイトからの情報をまとめました。
トリップアドバイザーでの評価は、⭐️3/5(6,496件)と良くも悪くもない結果となっています。
問い合わせ窓口として設定されているAIチャットは定型的質問にのみ対応する。非定型的問い合わせに対してはスタッフとのチャットに接続すると説明されているが、実際は意味不明のコメントで堂々巡りを繰り返し、スタッフへの接続は行われない。(トリップアドバイザーより)
他の方の口コミを見てもかなり無責任な対応をされてますし、私自身各国の航空会社を利用してきましたが本気で世界一おすすめしない航空会社です。(トリップアドバイザーより)
何かトラブルがあった時の対応がよくなかったという声が多い印象です。
続いてみん評での評価は、⭐️2.92/5(191件)とあまり良くない結果となっています。
離陸時間が1時間半遅れ。到着も1時間半遅れ。預け荷物を受け取るのに2時間半待たされ、結局乗り継ぎの飛行機には乗れず翌朝、ボホール島に行く羽目に。ボホールまでのチケットも正規料金で改めて買わされ、マニラでのホテル代も発生し最悪でした。(みん評より)
機内サービスはフルキャリアと比較するのはそもそも間違っており、LCCの場合はサービスは別料金です。お金を払わないと水の1杯も出ません。(みん評より)
全体的に見ると、エアアジアの評判はとても良いとは言えないというのが本当のところです。
ですが、LCCであり料金が安いということを加味すると、大手キャリアのような快適さが味わえないのは仕方がないことではあります。
これらの実際の利用者からの評判を参考に、自分にとって飛行機の旅のうち何を重視するかをよく考えてから航空会社を決めることが大切です。
エアアジアの利用がおすすめな人
エアアジアの利用がおすすめな人を紹介します。
価格を安くしたい人
エアアジアの魅力は、価格が安いことです。
その分、機内エンターテイメントやWiFiはなく、機内食も有料で追加する必要があります。
私は預け荷物を無しで、羽田ークアラルンプールの往復で3万円で行けたよ!
サービスの質よりも料金の安さを重視している方にはエアアジアはピッタリです。
深夜便を利用する人
深夜便を利用する人もエアアジアの利用がおすすめです。
深夜便なら機内で食事をする必要も映画を見て時間を潰す必要もないですよね。機内では寝るだけでいいのですから。
羽田からクアラルンプールまで直行でおよそ7時間30分で行けるので、夜寝て朝起きればマレーシアに到着しています。
ただ寝ておくだけなら、少々狭くても機内食を頼まなくても良いからLCCのエアアジアで十分だね!
エアアジアでアジア旅行を安く楽しもう!
この記事では、エアアジアの予約から搭乗までの流れや機内の様子について紹介しました。
エアアジアは、航空券を安くしたい方にはとてもおすすめですが、LCCのため預け荷物や機内食がついていません。
また機内のエンターテイメントやフリーWiFiもないので、機内を快適に過ごしたい方は工夫が必要かもしれません!
機内での時間つぶしはAmazon Prime ビデオがおすすめ!
✅ダウンロードして飛行機内でも見れる!