この記事では、マレーシアでの結婚手続きの流れについてまとめています。
国際結婚の場合、どちらかの国で結婚手続きをしてどちらの国で結婚報告するという流れになるようですが、私たちは【マレーシアで手続きをして、日本に報告する】形をとりました。
注)私の彼は非イスラム教徒です。イスラム教徒の方との結婚の手続きは、今回私が紹介するものとは異なります。
私自身インターネットで、マレーシア人での結婚手続きの流れについてたくさん調べましたが、個人的なブログなどが見つからず。法人のブログというか、専門家(?)の方の記事はたくさん出てきますが、どれも形式的なものばかりでした。(もちろんすごくためにはなりました)

実際に体験した流れを知りたい方もいるのではないかと思い、自分の体験を記録に残すことにしました
私はもちろん専門家ではないので、あくまで参考に「こんな感じなんだな〜」と思っていただけたらと思います!
マレーシアでの結婚手続きのおおまかな流れ
最初に、マレーシア人との結婚手続きのおおまかな流れを紹介します。
- STEP 1結婚登録申請を出す
- STEP2結婚の異議申し立てがないか、21日間待機時間がある
- STEP3挙式・結婚証明書にサイン
マレーシアの結婚手続きは日本の結婚手続きとは異なり、時間も行程も長くなります。

日本だと、婚姻届を役所に提出するだけで
法律上結婚したということになるよね!
マレーシアでは、まず結婚証明の申請をしなくてはいけません。(この申請には必要な書類も多く、ややこしいので、後で詳しく説明しますね。)
申請をしてから21日間、二人の名前や顔写真がJPN(国家登録省)内に張り出されます。この間に二人の結婚に異議を唱える人がいなければ、いわゆる合格となり、挙式をすることができます。
挙式は、JPN(国家登録省)で行われます。また、夫側と妻側それぞれ2人ずつ証人に立ち会ってもらう必要があります。

マレーシア人同士の結婚の場合、挙式はお寺とか自分たちの宗教に合わせた場所でできるみたい。でも、外国人との国際結婚の場合は、必ずJPN(国家登録省)でやらないといけないよ。
挙式で結婚証明書にサインをして、晴れて正式に夫婦となれるというわけです✨(パチパチ)
さてここからは、マレーシアでの結婚手続きの流れを細かく説明していきますね。
マレーシア人パートナーの住所登録を確認する
まず確認をする必要があるのが、マレーシア人パートナーの住所登録についてです。
なぜかというと、マレーシア人パートナーのICカード(身分証明カード)に記載されている住所の地域で結婚の手続きをする必要があるからです。
そのため、今住んでいる地域ではないところの住所(実家の住所など)が記載されている場合、まずは住所変更をする必要があります。
もちろん住所が今住んでいるところになっているのであれば、この項目は無視してもらって大丈夫です!!

私たちは、住んでいるのはクアラルンプールだけど、彼の住所登録は彼の実家のイポーになっていたから、急いで住所変更をしに行ったよ。
マレーシア人のパートナーの方が詳しく知っているとは思いますが、念の為住所変更の流れも記録に残しておきます。(下記)
- STEP1JPN(国家登録省)に行く
どこのJPNでもOK!
- STEP2受付に「住所変更をしたい」と伝え、受付番号をもらう
申請書に記入など一切なしで、ただ口頭で伝えるだけ。
- 受付番号が呼ばれたら窓口に行く
- STEP3窓口で現在のICカードと住所証明ができる書類を提出する
住所証明できる書類は、光熱費の領収書や賃貸契約書など
- 顔写真を撮る、料金を支払う、新たに受付番号を渡される
- STEP4受付番号が呼ばれたら、新しいICカードを受け取って終了
休日に営業しているJPN(国家登録省)もあるので便利だなあと思いました。ただ、休日だからこそ、たくさんの人が手続きをしにきています。
長時間並びたくない人は、朝イチで来ることをお勧めします。


必要な書類を集める
次に、マレーシアでの結婚登録申請に必要な書類について紹介します。
基本的に必要な書類は以下です。
マレーシア人パートナーの方は特に事前に準備しておく書類はないのですが、大変なのが私たちマレーシア人ではない方です😅

少しめんどくさいですが、頑張りましょーー!!
戸籍謄本は一時帰国時にもらっておく
最初に大きな声でお伝えしたいのが、「戸籍謄本を一時帰国の際に貰っておきましょう」ということです。
なぜかというと、結婚登録申請に必要な結婚用件具備証明書と出生証明書の申請に戸籍謄本が必要だからです。(ややこしい笑)
マレーシアにある日本大使館では、戸籍謄本はもらえないので、必ず日本で貰っておく必要があります。

ただ、結婚用件具備証明書と出生証明書の申請には6ヶ月以内に取得した戸籍謄本が必要なので、もらうタイミングも重要だよ!
私は、年末に日本に一時帰国した時にもらいました。(年末は役所が休みだったので、前もって母親に代理で取得しておいてもらいました☺️)
マレーシアで結婚をするとなったら、家族に報告も兼ねて日本へ一時帰国し、戸籍謄本を取得すると良いです。
日本大使館で結婚用件具備証明書と出生証明書を取得する
マレーシアでの結婚手続きのために、一番最初にすることは日本大使館で結婚用件具備証明書と出生証明書を取得することです。
これらを取得するためには、まず申請が必要です。

ネットでオンライン申請ができるからすごく簡単だよ!
オンライン在留届(ORRネット)にログインし、証明申請の項目から申請ができます。申請方法など詳細の説明もあるため、初めて利用する方でも簡単に申請ができると感じました。

結婚用件具備証明書の申請に必要なものは、
パスポート、戸籍謄本、マレーシア人パートナーのICカード
出生証明書の申請に必要なものは、
パスポート、戸籍謄本
どの書類もデータ化しておき、オンライン申請時にデータの添付が必要なので、あらかじめ準備しておくことをお勧めします。
申請した書類を、オンラインでe-証明書として受け取る方法もあるようですが、私は日本大使館に行って窓口で受け取る方法を選択しました。(結婚手続きの時にe-証明書じゃだめとか言われたら大変だなと思ったので)
窓口での交付の準備ができたら、大使館からメールでお知らせが届きます。そのメール内のリンクから受け取り日時の予約をします。
予約した日時に大使館に行き、下記の流れで書類を受け取ります。
- STEP1建物外の受付で予約番号を伝える
受付カードに記入し、パスポートも見せる
- STEP2入館証をもらって中へ入る
ここで身体検査と荷物検査がある
- STEP3入館したら番号札を取って待機
- STEP4番号が呼ばれたら窓口へ
・「書類を受け取りに来た」と伝え、受付番号を伝える
・パスポートと戸籍謄本(原本)を見せる
・料金支払う - STEP5書類をもらって完了!
大使館に着いてから書類をもらうまで、トータルで25分ほどでした。予約が必須なだけあって、長時間待つ必要がなく、予想以上にスムーズに受け取りができました。

大使館に行くのなんて初めてでドキドキだったんだけど、係の方もみんな優しくて良かったよ!だから意外と大丈夫です!
*補足ですが、結婚用件具備証明書の申請時にマレーシア人パートナーのICカードも添付しないといけなかったんですが、受け取り時にそのICカードを見せる必要はありませんでした。
Wisma Putraで書類にスタンプをもらう
日本大使館で取得した「結婚用件具備証明書と出生証明書」はWisma Putra(マレーシア外務省)にてスタンプを押してもらう必要があります。
正確には、Wisma PutraのConsular部署にてendorsementの手続きをしてもらう必要があります。
その時の流れは以下です。
- STEP1入り口にあるQRコードをスキャンして入館登録
Purpose of VisitはConsularを選択
- STEP2入り口の窓口に入館登録を見せて、パスポートを預ける
パスポートと引き換えに入館証をもらう
- STEP3館内の受付に「スタンプが欲しい」と伝え、受付番号をもらう
”I’d like to get stamp on my documents”とかで伝わります
- STEP4受付番号が呼ばれたら窓口に行って書類を渡す
- STEP5書類の準備ができたら、再度受付番号が呼ばれる
- STEP6書類をもらい、料金を払う
- STEP7入り口の窓口でパスポートを返却してもらって終了
Wisma Putra(マレーシア外務省)は、プトラジャヤにあります。
建物の入り口はこんな感じです。👇

私たちが行ったのがちょうどお昼時だったからか、窓口の係の人が少なく手続きに時間がかかっていました。

結局トータルで1時間20分くらい時間がかかったよ。
長い時間待ちたくない人は、お昼時は避けるべき!!
また、料金の支払いは現金は受け付けていませんでした。必ずカードを用意しておきましょう。
結婚登録申請フォームに記入する
次に、結婚登録申請フォームについて紹介します。
結婚登録申請フォームは、ウェブサイトからダウンロードなどができず、必ずJPNで紙のフォームをもらう必要があります。
もらった時に、どこを記入しておく必要があるのかなど質問しておくと良いです。

私たちの場合、事前に記入しておく必要があるのは、AとBのところのみでした。
入力時は、黒か青のペンで全て英語の大文字で入力しましょう。
Aは、男性側(夫)の情報を記入するところになります。
名前や住所など個人情報を入力します。

全てマレー語と英語の両方で記載されているので、マレー語が分からなくても安心だよ!

そして、Bが女性側(妻)の情報を入力するところになります。
入力情報は、Aと全く同じです。

写真を貼るところがありますが、万が一不備があったらいけないと思い、事前には貼りませんでした。窓口で申請をするときに、係の方に写真を渡したら貼ってくれました。
また、サインもまだ事前にはしません。
窓口で係の人の目の前でサインする必要があります。

ちなみに、もし記入時に間違えてしまった場合、間違った箇所の上から1本線を引いてサインをしたらOKだと言われたよ。その続きから正しく書けばいいので、わざわざ新しいフォームをもらう必要はないよ。
ちなみに、日本の婚姻届のように、このフォーム上に保証人の情報とか書くところはありません。
また、昔はフォームに英語表記がなかったためか、専門家に「翻訳しました、ちゃんと理解しました」的なサインをしてもらう必要があった(?)ようですが、現在は必要ないです。
英語かマレー語が理解できるのであれば、大丈夫とのことです。
JPNへ結婚登録申請をしに行く
書類の準備ができたら、いよいよ結婚登録申請をしに行きます。
結婚登録はJPN(国家登録省)で行います。JPNは各地にありますが、外国人との結婚登録をする場合は、申請できるJPNの場所が限られているようです。(以下)
私たちが行ったのは、PutrajayaのJPNです。

Wisma Putraと近い距離にあるから、書類にスタンプを押してもらってそのまま結婚登録の申請ができるからお勧めだよ!


PutrajayaのJPNは平日のみ営業しており、お昼の13時から14時はランチタイムのため窓口は閉まっています。
窓口に向かうためのエスカレーターが封鎖されており、14時前に行ったらすでに何人もの人がエスカレーター前に並んで待っていました。

JPNにはたくさんの種類の窓口がありますが、結婚登録の窓口は、BAHAGIAN PERKAHWINAN DAN PERCERAIANという名称の窓口です。

私たちは14時前に並んでいた甲斐があって、他のお客さんはほぼいませんでした!(ラッキー)

最初に受付で結婚手続きをしたいと伝え、書類が全て揃っているか確認をされます。書類に不備がないとOKしてもらったら、受付番号をもらいます。
受付番号が呼ばれたら、窓口に行きます。
そこで書類の提出や指紋登録などがあります。また、係の方の目の前で、結婚登録申請フォームにサインをします。(サインのところだけ)
最後に、挙式の日にちを決めます。
挙式ができるのは、申請した日から21日後以降です。(この結婚に異議申し立てがないか、21日間は顔と写真がJPN内に張り出されます)
人気の日程はすぐに予約が埋まるので、希望の日にちがあったら早めに申請をしに来ることをお勧めします。例えば、バレンタインデーや中国語で「愛している」のサウンドと似ているらしい5月20日などは人気の日付のようです。
最後に、挙式の際の持ち物や注意事項を説明してもらって、申請は終了!!
あとは、21日間誰も反対しないことを願って(笑)挙式の日を待つだけです☺️(お疲れ様です〜)
まとめ
マレーシアでの結婚手続きにまとめました。
私は実際に手続きを終えてみて、提出する書類や準備することが多く、大変だなと感じました。
と同時に、しっかりと準備しておけば、意外とスムーズに進むなあとも思いました。やはり、準備が一番肝心です!!
そのためにも、この記事が少しでも誰かのためになれば嬉しいです。
また申請してからのことや挙式については、別の記事にまとめようと思います。興味がある方はぜひ楽しみに待っていてください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!






