こんにちは!
ニュージーランドで人生初のスノボーに挑戦してきたみいです。
ニュージーランドでウインタースポーツを楽しみたいという方もいるのではないでしょうか?
😓どこのスキー場に行けばいい?
😓チケットやレンタルの価格が知りたい!
こう思っている方へ。
現地の人からお薦めしてもらい、実際に行ってきたスキー場【Cardrona Alpine Resort 】について詳しくまとめてみました。
私にとってこれが人生初のスキー場ということで、どちらかというと初心者向けの内容になっていますが、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
アクセス
Cardrona Alpine ResortがあるCardronaという街は、WanakaとQueenstownのほぼ中間地点にあります。
宿泊地(アクセスの拠点)として候補が挙げられるのは3箇所(Queenstown・Wanaka・Cardrona)あります。
無料シャトルバスを利用
私がお勧めするのは、Wanakaに宿泊して無料シャトルバスを利用する方法です。
Wanakaから車でCardronaスキー場の麓(Pine Tree carpark)まで車で行きます。
所要時間は約20分とそこまで遠くはありません。
Pine Tree carparkからスキー場まではフリーバスが出ており、予約なし・駐車代無料で利用することができます。
バスの所要時間は約15分。
バスは、朝8時30分から30分おきに、昼からは1時間おきに出ています。
天候や日にちによっては、30分以上待つことも。
早めに来ておくのが良いです。
自分の車・有料バスを利用
次に紹介するのは、自分の車または有料バスを利用する方法です。
Queenstownからだと約90分、Wanakaからだと約30分はかかります。
またQueenstownから来る場合は山道を越える必要があるため、道路はグネグネで曲がりくねっています。車酔いする方は気をつけたほうが良いかもです。
自分の車でスキー場まで運転していくときは、天候によってはスノーチェーンが必要な場合もあるので注意しましょう。必要の有無は、道の途中の掲示板に表示されます。あらかじめスノーチェーンを買っって車に積んでおくことをお勧めします。
車を持っていない方は、Queenstown・Wanakaの両方から出ている、予約必須の有料送迎バスを利用することができます(大人40ドル)
*有料バスの乗り場や時刻表についてはホームページを参考にしてみてください。
Cardronaに宿泊
スキー場があるCardronaはとても小さな町ですが、宿泊施設は複数あります。
距離も近いのでここで宿泊し、車でスキー場またはCarparkへ行くと時間の節約にもなりますね。
車を持っていない人はヒッチハイクやCarpoolという方法を使って移動するようになると思います。
参考までに、私が実際にCardronaで宿泊した施設を紹介します。
私が宿泊したのは、Cardrona Valley Studioです。
Studioなので全て必要なものが部屋の中に揃っています。
洗濯機と乾燥機が無料で使い放題だったのはとても嬉しかったです。
シャワーの水圧も水温もバッチリ!
予備のタオルやブランケットも用意されていました。
部屋も広く、自分たちだけの空間でのんびりでき、とても快適でした。
また屋外にはプールと温水プールもありました!!
スキーで疲れた体を癒すこともでき、大満足。
何もかもあって超便利だったのは事実なのですが、、、2点気になることが。
1つ目は、WiFiがないこと。
もっと言うとスマホのデータも3G以下でネットはほぼ使えませんでした。
2つ目は、水道水は直で使えないこと。
Cardrona地区全体のことだと思いますが、水が浄水されておらず使う前には必ず沸騰させてから使うように指示がありました。料理に使う水はもちろん、食器を洗うのも歯磨きするのも一度沸騰させたお水を使わないといけなかったのは少し面倒でした😓
また、Cardronaにはスーパーなどはないため、買い物や外食する際はWanakaまで行くことになります。
このような点も踏まえて、どこに宿泊するのが自分に合っているのか考えてみると良いかと思います😊
施設紹介
次に、Cardrona Alpine Resortの施設を紹介していきたいと思います。
スキー場に到着すると、あたりは一面雪景色✨
Welcome to Cardrona!!
ここでもう記念写真とか撮ったりして、テンション上がりまくりです。
スキー場内にある設備は以下の通り。
受付
事前にオンラインで購入している方がほとんどだと思いますが、当日のリフト券の購入や、レンタル申し込みなどはここで行います。
オンラインであらかじめ購入しまだマイパスを発券してない方は、受付横にある発券機で発券できます。(マイパスについて詳しくは後述)
また、落とし物をした際もここに来てください。
私は実際にGoProをなくしたのだけど、次の日ここで聞いたら保管されてました。
優しい誰かが届けてくれたみたいで嬉しかったなあ。
レンタル場所
レンタル場所はセクションごとに場所が分かれています。
(ヘルメットや服などのアクセサリー、スノボー、スキー)
荷物置き場
日中の荷物を置く場所の選択肢は3つあります。
①レンタル場所内にある荷物置き場(無料・鍵なし)
②屋外のカフェベンチの周りにある荷物置き場(無料・鍵なし)
③鍵付きロッカー(有料・およそ5ドル)
私はロッカーを借りず、カバン(昼食や服)と履いてきた靴を屋外の荷物置き場に置いていました。
多くの人がただ荷物を置いておりトラブルもなかったので、ほとんどの場合は心配はないかなと思います。(個人的に)
私は念の為、AirTag(トラッカー)をカバンに忍ばせて置きました。
(iPhoneの方に限りますがこういう方法もあり)
\これで安心!いつでもどこでもスマホから追跡可能/
\可愛いケースでエアタグを守ろう/
ショップ
スキー場内にはショップがあり、スノボ・スキーに必要なギアや衣類を購入することができます。
私はここでゴーグルを買いました。
知識豊富な店員さんとお話ししながらじっくり選ぶことができました。
カフェ・レストラン
スキー場内(室内・屋外含む)にはカフェやレストランが合計8店舗もあります。
詳しい場所やメニューはホームページをチェックしてみてください。
・The Mezz :エッグベネディクト、ハンバーガーなど
・Noodle Bar :ラーメン、パッダイ、ラクサなど
・Captain’s Pizzeria :ピザなど
・Little Meg :コーヒー、パニーニなど
・The Lounge :コーヒー、スープなど
・Base Cafe :パイ、サンドイッチ、サラダなど
・Base Bar :コーヒー。スムージー、ベーグルなど
・Vista Bar :シャンパン、ビール、スナックなど
レンタルできるもの
スキー場では、ギアや装備をレンタルすることができます。
初心者で装備を何も持っていない人、装備を日本から持ってきてない人など、ニュージーランドで一から揃える必要はないので安心ですね!
では何をレンタルすることができるのか、見ていきましょう。
ギア・ブーツ
スキーをする人は【スキー板・スキーブーツ・ポール】、スノボーをする人は【スノボー板・スノボーシューズ・手首ガード】のレンタルが可能です。
上記した各3つのアイテムがセットになって、1日のレンタル代は大人52ドル(子供47ドル)になります。
レンタル代は日にちが増えるほど割安になります。
衣服
スノージャケットもスノーパンツも持っていないという方は、レンタルすることができます。
価格は、1日レンタルで56ドルです。
こちらも日にちが増えるほど割安にはなります。
レンタルも可能ですが、事前に購入しておくのも一つの手です。
私は実際にMountain Warehouseというお店で、スノージャケットとスノーパンツを購入しました。
価格は合計で273ドルでした。これすごく安いですよね。
運良くセールの時に行ったので、普段よりも約50%オフの値段で買うことができたよ。
冬シーズンの中頃に買うのが良いかも!?
スノージャケットは日常(雨の日や寒い日)でも使えるので持っておいて損はないと思います。
逆にスノーパンツは日常で使う時はあまりなく、スキー・スノボーのためだけに購入する形になりました😓
ジャケットもパンツも容量が大きくかさばるので、地域移動の時などに運ぶのが面倒になる可能性もあります。
どちらにせよ、スキー場ではジャケットとパンツのセットでレンタルする形になるので、購入する方が良いかどうかは考えどころではあります。
アクセサリー
他にレンタルできるものは、ヘルメットとゴーグルです。
これらは単品でレンタルすることも可能ですが、衣服と合わせたセットでレンタルすることもできます。
ただし、手袋だけはレンタルがないので注意してください。
スキー場でも購入することができますが、事前に用意しておくと良いでしょう。
パスの購入
Cardronaスキー場を利用できるパス(チケット)には様々な種類あります。
レンタル用品と合わせたセットのチケットもあるので、自分にどれか合っているかよく見ておきましょう。
リフトパス
リフトパスは、レンタル用品を含めずスキー場利用のためのチケットです。
これにもいくつか種類があります。
◇DAY PASS
◇MULTI-DAY PASS
◇FLEXI 5 DAY PASS
◇SPRING FLEXI 5 DAY PASS
◇LEARNERS PASS
DAY PASS
1日パスです。
予約したその日のみ使用することができます。
価格は160ドル〜
どのパスにも言えることですが、事前にオンラインで購入しておく方が安全です。
ちなみに、その日のパスが売り切れになったことはホームページで確認ができます。
MULTI-DAY PASS
最大7日間まで予約することができるマルチデイパスです。
日にちが増えるほど1日あたりの価格は安くなります。
1日あたり112ドル〜
予約時は初日だけ日にちを選択する必要がありますが、他の日にちは事前に決める必要はありません。(連続日で使用しなくても良いということ)
2 day Pass:初日から3日間以内ならいつでも利用可能
3 day Pass:初日から5日間以内ならいつでも利用可能
4 day Pass:初日から7日間以内ならいつでも利用可能
5 day Pass:初日から8日間以内ならいつでも利用可能
6 day Pass:初日から9日間以内ならいつでも利用可能
7 day Pass:初日から11日間以内ならいつでも利用可能
これだと悪天候でスキー場が閉まったり、急に体調が悪くなったりしても、代替日があるので安心です。
FLEXI 5 DAY PASS
シーズン中のいつでも、自分が行きたい日にちを5日選んで使うことができるパスです。
5日は必ずしも連続日でなくても良いです。
先の予定を決めなくても、行きたいときに行けるのは嬉しいですね。
価格は720ドル(1日あたり144ドル)
また、SPRING FLEXI 5 DAY PASSは FLEXI 5 DAY PASSと同じような仕組みですが、使える時期が比較的短くなります。
使えるのは、9月1日以降。
シーズンの終わりのみ有効なので価格は19%オフの600ドル(1日あたり120ドル)です。
LEARNERS PASS
使用できるエリアが限られている、初心者向けの1日パスです。
価格は86ドル。
◇初心者エリアの Learner Conveyor Lifts & Tunnel
◇McDougalls Chondolaの利用が可能(1回のみ)
詳しい位置は地図を確認してください。
初心者の私から言えることは、初日〜2日目はゴンドラに乗ることはほぼない。
ある程度の斜面で滑れるようになるには数日間の練習が必要だから。。。
なので初めての人は、このパスで十分だよ!
1回のみゴンドラも利用可能なので、山の頂上に行って景色を見ることもできます。
(下りもゴンドラに乗って帰ることができるのでご安心を!)
パッケージパス
リフトパスとレンタルまたはレッスンを組み合わせて購入できるお得なパッケージもあります。
リフトパス+レンタル
レンタルは【スキー板・スキーブーツ・ポール】または【スノボー板・スノボーシューズ・手首ガード】のみ含まれています。(衣服やアクセサリーは含まれていないので注意)
リフトパスのみ・ギアレンタルのみ・パッケージの3つの価格の比較を表にしてみました。
リフトパス | レンタル(ギアのみ) | リフトパス+レンタル | |
1 Day | 160ドル | 52ドル | 192ドル |
2 Day | 320ドル | 103ドル | 374ドル(187ドル/日) |
3 Day | 375ドル | 148ドル | 456ドル(152ドル/日) |
4 Day | 500ドル | 193ドル | 608ドル(152ドル/日) |
5 Day | 560ドル | 236ドル | 720ドル(144ドル/日) |
6 Day | 702ドル | 282ドル | 864ドル(144ドル/日) |
7 Day | 784ドル | 329ドル | 1008ドル(144ドル/日) |
この通り、パッケージを利用する方がお得です。
もう一度言いますが、これには衣服やアクセサリーは含まれていないので別でレンタルする必要があります。
また、Learners Pass(1日86ドル)で十分だという初心者の方は、レンタルとLearners Passを個々に購入する形になります。(このリフトパス+レンタルのパッケージを購入する方が高い)
First Timer Package
初心者にピッタリの全てが一つになったパッケージ。
リフトパスとギアのレンタルと初心者レッスンが含まれています。
価格は200ドル。
先ほど記したように、リフトパスとギアのレンタルのパッケージでも192ドルかかります。
それに初心者レッスンを加えて200ドルとは、とてもお得ですよね。
初心者は、初日はこのFirst Timer Packageにすることをお勧めします!
初心者レッスンについて詳しくは、後述します。
当日の流れ
次にスキー場についてからの1日の流れについてまとめます。
スキー場を利用したことがないという方はぜひ参考にしてみてください。
My Cardを取得
最初にする必要があるのは、My Cardの取得です。
My CardとはCardronaスキー場を利用するのに必要なカードのこと。
購入したパスやレンタルの予約などの情報が全てこのカードに入力されます。レンタル場所やリフトに乗る時にこのカードをピッとかざす必要があるので、1日中肌身離さず持っておきましょう。
取得方法は簡単で、ネット予約した際に送られてくるQRコードをMy Card発行キオスクにかざすだです。
また、このカードは一度取得すると、次のシーズンもずっと同じものが使えます。
無くさないよう保管しておきます。
My Cardの取得ができる場所はスキー場内以外にもいくつかあるので、事前に取得しておくことも可能です。
◇Cardrona Office(Wanaka、Queenstown)
◇Pine Tree Carpark
レンタル用品を借りに行く
次にレンタル用品のピックアップをしに行きます。
衣服・アクセサリー・スキーギア・スノボーギアとそれぞれブースが異なります。
自分が予約をしていたレンタル用品を取りに行きます。
私はヘルメット→スノボーシューズ→スノボーの順番でピックアップしました。
初めてだと言うと、係の方がサイズや履き方など丁寧に教えてくれるので助かりました!
いざスタート
準備が整ったら、早速フィールドへゴー!!
途中でお昼ご飯を食べたり、休憩しながら楽しみます。
レッスンのランチタイムが13時から13時45分。
この時間はカフェやレストランが激混みになるので、これよりも前にお昼ご飯の時間を取ることをお勧めします!!
カフェには熱湯があるのでカップ麺やインスタントスープを持ってきて食べることもできます。
(電子レンジはありません)
レンタル返却
帰りの時間になったら、レンタル用品を元の場所に返却します。
私はヘルメットのレンタルを3日間予約していましたが、係の方に返却は最終日のみでOKと言われました。
もし連日レンタルするものがあれば、毎回返却する必要があるかどうか係の方に聞いてみると良いと思います。
初心者レッスンについて
私は実際に、スノボー初日に初心者レッスンを受けました。
この時の様子についてまとめたので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
概要
初心者レッスン(First Timer Package)は、1日かけて基礎の基礎から教えてもらえるレッスンです。
開始時間は10時30分ですが、9時までにはスキー場に到着しておくように指示がありました。
ギアやレンタルのピックアップに時間がかかることもあるので、早め早めに来ておいた方が安心です。
レッスンは、団体で行われます。
私は7人グループでした。メンバーの出身地が、オーストラリア・マレーシア・シンガポール・台湾と皆ニュージーランド以外の出身でとても国際的なチームでした😊
1日の流れ(スノボーの場合)
今回はスノボーの場合の内容になります。
スキーについては分からないのでご了承ください。
10時30分
チームごとに分けられ、お互いの自己紹介・インストラクターの紹介から始まります。
・スノボーの履き方
・利き足(軸となる足)の決め方
・片足だけでの歩き方
場所を少しだけ斜面のある場所に移動。
・片足だけでスノボーに乗る
・止まる練習(踵、つま先)
ビギナーズエリアの頂上へ移動。
・両足をボードにつける
・踵で止まる練習
13時 ランチタイム
13時45分 レッスン再開
・踵、つま先で止まる練習
・Sの練習
15時45分 レッスン終了
インストラクターやチームのみんなと解散した後、最後にゴンドラに乗って頂上まで景色を見に行きました。
そして1日が終了。
感想
初心者レッスンの感想は、一言で言うと「めちゃくちゃ良かった」です。
まずインストラクターの方がすごく明るい方で、初心者の私たちが楽しく学べるような雰囲気づくりがとても上手でした。教え方も丁寧で、一人一人に合ったアドバイスをくれるので、独学で練習するよりも確実に習得しやすいと思いました。
また、今日知り合ったばかりのチームメンバーとも謎の一体感が生まれ、お互いを励まし合って練習していました。皆が同じレベル(初心者)ということで、お互い何度も転んだり失敗を共有することができ、すごく温かい雰囲気の中で学べたと感じました。
約5時間があっという間に過ぎ、とても充実した時間となりました。
初心者の方は、レッスンを受けることをお勧めします!!
何かあればオフィスへ
WanakaとQueenstownには、Cardrona Officeがあります。
予約していた日に悪天候によってスキー場がクローズした場合など、オフィスに行けば日にちを変更してくれます。
何かあればオフィスに行ってみてください!
まとめ
ニュージーランドで人気のスキー場 Cardrona Alpine Resortについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
◇Wanakaからのアクセスが便利。
◇手袋以外は全てレンタル可能。
◇パスの種類はたくさん(初心者はLearners Passで十分)
◇初心者レッスンが習得の近道!
現地の人がお勧めするCardronaスキー場で、ニュージーランドの冬を楽しんでみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。