こんにちは!
先日1ヶ月かけて車で北島〜南島ロードトリップをしてきました。
ニュージーランドにワーホリに来たら、各地を回ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、私が実際に行ったコースやかかった費用についてまとめました。
おすすめの観光地についても書いているのでぜひ参考にしてみてください。
ロードトリップを始める前に
最初に、ロードトリップを始める前の準備についてです。
海外での長期間のロードトリップ。
事前の計画をしっかり立てておくことが、ロードトリップを楽しく過ごせる鍵だと個人的には思っています。
実際に私がロードトリップ前にしたことをまとめてみました。
必要なもの
ロードトリップに必要なものは、極めてシンプルかつ重要なこの3つです。
◇車
◇十分な資金
◇カメラ
(いやいや当たり前のものばかり・・・)
まずはもちろん車。
自分の車を持っていない人でも、レンタカーやキャンピングカーを借りて行くこともできます。
ちなみに私の車(相方のですが)は軽。2人分の全ての荷物を車に詰め込むとやはり窮屈にはなりました。ですが、駐車がしやすい・燃費が良いなどのメリットもあります。
大きめの町や観光地の駐車場はとても狭かったよ。
ロードトリップと聞くと、「大きな車で4WDのじゃなきゃ」と考える方もいるかもしれませんが、それが必須ではないよというのは伝えておきます。
2つ目は、十分な資金です。
旅行を楽しむための資金はもちろんのこと、旅行が終わってから次の仕事を見つけるまでの間の生活費も含めて余裕を持っておくことが大切です。
一番良いのは、次の仕事を見つけてからロードトリップに行くことです。
が、時期によっては仕事が見つかりにくい場合もあるので、後々気持ちが落ち込まないように準備しておきましょう。
お金の余裕は心の余裕にもなる!
3つ目に準備しておきたいのが、カメラです。
これは全員に当てはまることではないと思いますが、ロードトリップで回る各地の写真を残したい方はそれなりのカメラを用意しておくことをおすすめします。
特にオーロラ・星空・野生動物の撮影時は、普通のスマホでは納得のいく写真が撮れないこともあります。
ニュージーランドの自然は格別に綺麗です。特に南島に行くと、美しい自然を感じられる場所がたくさんあります。
綺麗に写真に残したい方は、本格的なカメラを準備しておくことをお勧めします。
ちなみに私はGoProを持っていますが、星空のナイトラプスやハイキングのタイムラプスなどに最適です。
準備すること
ロードトリップ前にやっておくことは、この2つです。
◇計画を立てる
◇車のチェック
計画を立てるに関しては、その場で臨機応変に旅をしたい方もいると思うので一概には言えません。
ですが、私が計画を立てることをおすすめするには理由があります。
それはタイミングが重要な場面があるからです。
私は実際に、テカポについた日が満月だったため思ったより良い写真が撮れず落ち込みました😓
また、スクールホリデーと重なりたくないとかこの場所のサタデーマーケットに行きたいなど、事前に計画をしておくことでより楽しめる可能性も増えます。
もう一つやっておくべきことは、これは自分の車を持っている方に限りますが、車のチェックです。
長距離を運転する必要があるため、気になる人はメカニックなどで見てもらってから出発するのも良いでしょう。個人的にでもチェックしておくべきなのは、タイヤの空気圧とエンジンオイルです。
また、ロードトリップ中もこまめにチェックするのをお忘れなく。
コース・日程
次に、私が実際に1ヶ月かけて行ったロードトリップの全貌を公開します✨←大げさ
7月13日〜7月16日 | Tauranga(タウランガ) |
7月16日〜7月19日 | Rotorua(ロトルア) |
7月20日〜7月22日 | Napier(ネイピア) |
7月22日〜7月25日 | Wellington(ウェリントン) |
7月25日〜7月27日 | Christchurch(クライストチャーチ) |
7月27日〜7月30日 | Tekapo(テカポ) |
7月30日〜8月4日 | Wanaka(ワナカ) |
8月4日〜8月6日 | Cardrona(カルドローナ) |
8月6日〜8月13日 | Queenstown(クイーンズタウン) |
8月13日〜8月15日 | Dunedin(ダニーデン) |
8月15日〜8月17日 | Oamaru(オアマル) |
8月17日〜8月20日 | Christchurch(クライストチャーチ) |
1ヶ月かけてたくさんの場所を回ることができました!!
北島は4箇所(Tauranga、Rotorua、Napier、Wellington)。
南島は7箇所(Christchurch、Tekapo、Wanaka、Cardrona、Queenstown、Dunedin、Oamaru)
WanakaとQueenstownではスノーボードをしたので比較的長い滞在になっていますが、他の町では2泊や3泊ずつ滞在しました。
次に、ロードトリップの様子を場所ごとにまとめました。
Tauranga
ロードトリップいよいよスタート!!
ファームジョブで5ヶ月間滞在していたGisborneにバイバイして、約5時間かけてTaurangaへ到着。
まずはホテルにチェックイン。
私たちが宿泊したのは、Taiparoro Houseという宿泊施設。
そのあとはご飯を食べてゆっくり。
2日目は、Mt. Maunganuiにハイキング。
3日目は、ホビトン村での年に一度のイベントに参加。
他にも、Maunganui BeachやMoturiki Islandなどにも訪れました。
Tauranga自体はとても有名な観光地があるわけではないです(正直)
ですが、ホビット村に行く予定がある方はTaurangaに数日宿泊するのもありだと思います。
(ホビット村へのアクセスがとても良い)
Rotorua
2箇所目はRotorua。Taurangaから車で1時間で行けます。
Rotoruaはニュージーランドの中でも有名な観光地の一つ。
地熱活動の盛んな町で、温泉で有名です。
RotoruaではLava Lodge というホステルに宿泊。
すぐ近くには、無料で入れるKuirau Parkがあり、足湯に入れたり100度の温泉を見れたりできました。
Rotoruaはとにかくアクティビティが豊富で、遊びまくれる場所です。
Rotoruaの魅力については別の記事にまとめたのでぜひ読んでみてください。
Napier
次の目的地は、Rotoruaから3時間ほど運転したところにあるNapier。
Napierは、決して大きい街ではないけれどゆったりとした時間を過ごせる海辺の街です。
私が宿泊したのはToad Hall Accommodationというバックパッカーです。
ビーチやショッピング、レストランなどに歩いて行けて、とてもアクセスが良かったです。
Napierではほぼビーチで時間を過ごしていました笑
というのも、景色がとても綺麗だから✨
日の出も夕日も星空も見て写真を撮りまくってました。
Rotoruaのように色々遊んで楽しむというよりは、ゆっくり海を眺めたり読書をしたりという楽しみ方が似合う街だなと思いました。
Napierでぜひ行ってほしい場所は、Stuffedというドーナッツ屋さんです。
めちゃくちゃ美味しかったのでおすすめ!朝早く行ったほうがたくさんの種類の中から選べます♪
Wellington
北島最後の目的地は、ニュージーランドの首都Wellington。
南島へ行くフェリーはここから出ているので、島を跨ぐ場合は必ず通ることになります。
宿泊したのは、市内から少し離れた場所にあるDwellingtonというバックパッカー。
とても綺麗で快適でした!!
Wellingtonの観光地といえばケーブルカーが一番に思い浮かぶんじゃないでしょうか。
ケーブルカーも良いですが、私が一番におすすめする場所は国立博物館Te PaPa Museumです!!
ここは、見て聞いて触って学ぶ体験型博物館。子供も大人も楽しく学べて充実した時間を過ごすことができます。
また、Wellingtonにはロードオブザリング・ホビット好きにはたまらないスポットもたくさんあります。別の記事にまとめているのでぜひ読んでみてください。
Christchurch
ついに南島へ上陸。
車も持ち込み、フェリーで3時間かけてPictonへ到着。
\フェリーについて詳しいことはこちら/
Christchurchは以前にも何度も訪れたことがあったので、観光というよりは休憩の意味で過ごしていました。
宿泊したのはいつも使っているUrbanzというバックパッカーです。
アクセスもよく施設も綺麗で快適に過ごせます。
ちなみに、Christchurchのバスカードは購入方法や使い方が他の町と少し異なるのでお気をつけください。詳しくはこちらの記事で!
Lake Tekapo
次に向かったのは、Lake Tekapo。
景色が美しく、ニュージーランドの有名な観光地ですね。
ChristchurchからTekapoに向かう途中でMount Sundayという場所にも訪れました。
ロードオブザリング好きにはぜひ行ってほしい場所です!!
宿泊したのは、Tailor Made Tekapo。
ここは、前回Tekapoに滞在した際も利用しました。部屋もキッチンもきれいで快適かつ価格もリーズナブルなためお勧めです。
冬は雪も降り積もるTekapo。
来る前に道路状況を確認しておくことをお勧めします。場合によっては通行止めやスノーチェーンが必要なこともあります。
昼は湖のきれいな景色を眺め、夜は美しい夜空を眺める。ただ自然の前に座っているだけで心が満たされる不思議な場所です。
Wanaka・Cardrona
次に向かったのはWanakaです。
ニュージーランドの中でも人気のスキー場Cardrona Alpine Resortでスノボーをするために、アクセスの良いWanakaに滞在することにしました。
\Cardronaスキー場についてはこちら/
WanakaではYHA Wanakaというバックパッカーに宿泊しました。
駐車場も広く、町へも歩いて5分のところにあるので便利でした。
私はWanaka市内では観光という観光はしなかったですが、Puzzling Worldやラベンダーファームなど楽しめる場所はたくさんあります。
レイクもとてもきれいで、Wanakaの街の雰囲気が私はとても気に入りました。
Queenstown
Wanakaから山道を越えて、Queenstownへ到着。
ここでもCoronet Peakというスキー場でスノボーを3日間楽しみました。
Queenstownは大きなシテイというイメージでしたが、意外とこじんまりとして落ち着いた雰囲気でした。
宿泊したのは、Nomads Queenstownというバックパッカー。
広くてきれいでとても快適でした!!
スノボーをしない日は色々と食べ歩きをしていました。
有名なFergburgerをはじめ、Cookie Timeカフェやストリートフードなど、美味しいものに溢れていました!!
Dunedin
Queenstownの滞在を終えて向かった先はDunedin。
世界一急な坂道があることで有名ですよね。
実際に歩いてみましたが、本当に急で息切れしちゃいました。
他にも博物館やRailway Stationに行きました。
ザ・観光スポットというものは多くはない印象でしたが、歴史ある街並みを歩くだけでも良い思い出になると思いました。
ちなみに宿泊したのは、Up Town Backpackers。
比較的小さいバックパッカーでしたが、静かで落ち着いた雰囲気で良かったです。
Oamaru
最後の目的地は、Oamaru。
ペンギンが見れることで有名ですよね。
お金を払わずにペンギンを見たい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
Oamaruはペンギンを見る場所と認識している方が多いと思いますが、それだけではないんです!!
他にも観光スポットがたくさんあり、1日中(いやそれ以上)楽しめます。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
Oamaruはペンギンを見るという予定しか立てておらず、こんなにもたくさん観光スポットやエンターテイメントがあると思っていませんでした。
予想以上・期待以上に濃い時間を過ごせました。とてもおすすめの町です!
かかった費用
次は、皆さんが最も気になるであろう費用についてです。
ロードトリップで使ったお金は、大きく分けると宿泊費・交通費・食費・娯楽費の4カテゴリーです。
その中で宿泊費と交通費については参考になると思ったので詳しく記載しています。
食費や娯楽費は人それぞれ使い方が異なると思うので、詳細にはまとめてません。
宿泊費
1ヶ月間各地のホステル・バックパッカーに宿泊していました。
たまに寮タイプの大人数部屋に宿泊もしていましたが、ほとんどが相方と2人でのダブルルームに泊まっていました。
合計金額は、2人で3,906ドルでした。(1人1,953ドル)
ということで、1人1泊約65ドルで過ごしていたということになります。
どの場所でもほぼ最安値のところで宿泊していましたが、1ヶ月ともなるとこのくらいはかかってしまいますね。(^◇^;)
交通費
続いて交通費です。
交通費は、ガソリン代とフェリー代の2つ。
まずガソリン代ですが、合計で563ドルでした。
2人で割り勘するので1人あたり281ドルの負担ということになります。
が、あまりに安いガソリンスタンドは信用できないので、ほぼCaltexやBPを使用。
私たちの車は軽というのもあって燃費は良いので、ガソリン代はそこまでかからなかったかなという印象です。
ちなみに今回の旅での合計走行距離は、約2,500kmでした。(北島 880km /南島1,600km)
また、北島から南島へのフェリー代は322ドルでした。(1人あたり160ドル)
車1台の持ち込みと、フェリー内のキャビンの利用もしてこの金額でした。
ガソリン代とフェリー代まとめて、かかった交通費の合計は1人あたり約450ドルでした。
総額いくらかかった?
宿泊費・交通費のほかに、食費や娯楽費などたくさんお金は使いました。(細かくは発表しませんが)
今まで頑張って働いた自分へのご褒美ということで、節約意識などはせず、食べたいものを食べやりたいことをする感覚で楽しんだ結果・・・・
ロードトリップ1ヶ月間にかかった総費用は、1人あたり5,177ドルでした。
ウヒョーーーーーーー(^◇^;)
とてつもない金額・・・・になりました。はい笑
なんでこんなにしたかというと、スノボ6日間のせいですね。
(スノボだけで1,500ドルくらいはしました。)
もっと言うと、これ以外にスノボ用の服とか買ってるんで、この期間に使ったお金はもっとたくさんになります。
いやーこれは贅沢な旅でしたな✨
あくまで私の旅のスタイルなので、皆さんのロードトリップに必ず5,000ドル必要だと言うわけではありませんのでご安心ください!!笑
まとめ
ニュージーランドでのロードトリップについてまとめました。
最後に、私が個人的に印象に残っている場所Best3を発表しておきます。
第1位:Oamaruで野生のブルーペンギン観察
第2位:Lake Tekapoの景色にうっとり
第3位:Wellington Te PaPa Museum
他にもたくさん、もっと言えば、どこも良かったです!!
今まで生きてきてこんなに長いホリデー(旅行)は初めてだったので、毎日が本当に楽しくて最高の思い出になりました。
こうしてたくさん旅行できるのもワーホリのいいところ。
旅行はただ楽しいだけでなく、その土地の歴史や暮らしを知ることができる学び・文化共有の場でもあると私は思っています。
同じ国の中でも地域が違うと雰囲気や習慣が異なる場合もあります。ロードトリップは、まさにその違いやそれぞれの場所での特徴を肌で感じられる良い機会だなと感じました。
この記事を読んで、少しでもニュージーランドの魅力や旅の楽しさを伝えられていたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。