自分でまた自分のことを傷つけてしまった。
2月初め、元カレのラインとTwitterをブロックしてから2週間以上が経った。
ブロックした直後は、喪失感といら立ちと悲壮感でいっぱいだったけど、それからはとにかく元カレを忘れようと努めていた。
両親と出かける機会も増え、可愛い服を買ったりメイク道具を買ったりして、自分磨きに集中できていた。
ずっとこのままこの前向きな気持ちが続けばいいのに。。。。
現実はそう簡単にいかず、また元カレを思い出してしまった。
それがちょうど私が入院する3日前。
入院を目前に不安な気持ちから、元カレを求めてしまったのだろうか。
自分の気持ちは、時に自分をも驚かせる。
今まで2週間以上もどこか遠い引出しにしまい込んでいた元カレへの気持ちが、一気に飛び出して、私に近づいてきた。
こうなると止めることは出来ない。
ダメだと思いつつ、元カレのTwitterのブロックを解除しメッセージを送ってしまった。
ただ、元カレが恋しい。
話したい。会いたい。声が聞きたい。
頭の中はまた元カレでいっぱいになった。
また同じことの繰り返し。
良くないと思いつつ、私は元カレの返事を待っていた。
でも2日経っても返事はなかった。たぶんTwitterを削除したんだろう。
諦めよう。諦めなきゃだめだ。
頭ではこう思うのに、手はFacebookのアプリを開いていた。
そう、Facebookのメッセンジャーでメッセージを送ってしまった。
今の時代、SNSが増えすぎて元カレとの連絡手段が多すぎる。
だからこそ、Twitterとラインをブロックできたのかもしれない。
それらをブロックしてもまだ他の手段があるから・・・・と。
はたから見たら、私は頭がおかしい執着心の塊のような女だと思われるのだろう。
別れを告げられた時から、信じたくなくて何度も聞き返した。何度も説得しようとした。そして良い友達関係でいられるようにした。
でもどれも元カレにとっては重かったのかもしれない。
元カレからもう好きじゃないと言われてなお、連絡してしまうってどんだけ私はMなんだと思う。
元カレから返事が来た。
すごく、、、そっけなかった。
私がこの前ブロックしたことを怒っているのかと思った。
「電話したい」と言ってしまった。もう止められなかった。
元カレは「なんで?」と言ってきた。
涙が出た。元カレは前よりももっと私を嫌っている、と感じた。
それでも「謝りたいから少しだけ時間をちょうだい」って言って電話することになった。
なぜだか心臓が破裂しそうなくらいバクバクしていた。
それは、好きな人と電話で切るドキドキではなかった。
正直怖かった。もっとひどいことを言われたら、二度と連絡するなと言われたら、、、
そこまで思うなら、電話しなきゃいいのにと今の私は思う。
電話は、なんだかんだで1時間程続いた。
結果は何も変わらなかった。
むしろもっと復縁の可能性が遠ざかった気がした。
また一緒に頑張りたいと泣きながら話しても、元カレの気持ちは変わることはなかった。
すでに新しい彼女ができたらしい。
私と付き合う前に付き合っていた韓国人の元カノとよりを戻したそう。
最初は信じられなかったけど、もし嘘だとしてもそこまでして私を遠ざけたいということだ。
単純に悲しかった。
元カレはこうも言ってきた。
「もっと良い人を見つけて」
「泣いているところは見たくない、笑顔で前向きでいてほしい」
「傷つけてごめん」
理解できなかった。
ふった元カノに、なぜこんなことが言えるのか。
あなたがふったから私は今泣いているんだよ、あなたのせいで悲しんでるんだよ、私にとっての良い人は私が決めるの。
色々思ったけど何も言葉には出ず、電話は切れた。
泣いて泣いて泣きまくっても、辛いのは私だけ。
元カレは何も気にせず、笑顔で今の彼女と楽しく過ごしている。
私がどんな思いで毎日を過ごしているのか、元カレが知るはずもない。
そう考えると、私はなぜそこまで元カレに執着しているのか分からなくなった。
分からないけど、心が求めている。
恋しがっている。
これが愛なのかはもう分からない。
好きなのか分からない。
ただ、依存できる相手が欲しいだけなのか。
思い出が美化されて元カレを追いかけているのか。
今まで元カレと過ごした期間を無駄にしたくないからなのか。
愛することがよく分からなくなった。
元カレとは別れないと思っていたのに、私の独りよがりだった。
元カレのことを追いかけてしまう自分が嫌だ。
こんな自分が嫌い。
自分を愛せない人が他人を愛せるはずがない。
良く聞くこの言葉は、間違っていないのかもしれない。
私に必要なことは、私を愛すること。
誰かに依存しなくても、誰かに愛してもらわなくても、自分で生きていけること。
私に足りないのは、自立と自分への愛。
今が自分を変える時なのだと思う。
自分がどれだけ傷ついて、バカなことをしているのかを、自分が一番知っている。
自分が助けてあげなきゃ。
私を捨てた元カレなんかにそれが務まるはずがない。
そうだ、きっとそうなんだ。
元カレを軸にして生きるのはやめよう。
自分で自分を輝かせる。
自分で楽しませる。
自分磨きをして、可愛くなって、心をきれいにして、一日一日を前向きに生きていく。
こうやって書くのは簡単。
またすぐに元カレのことを考えてしまうかもしれない。
それでも、1度ちゃんと結論を出したから、もう大丈夫。
自分が帰るべきところは、もう分かった。
人間の心は弱いから、また元カレに連絡をしてしまうだろう。
でもすぐに現実を受け止められると思う。
自分の心を強くするための試練だと思おう。
だからもう泣かない。
泣くなんてもったいない。
自分で自分を輝かせる。
できる。
絶対にそうなる。