こんにちは。ニュージーランドでワーホリ中のみいです。
今回の記事では、ファームジョブ「アップルパッキング」について紹介していきます。
私は、今までニュージーランドでは野菜ファームとキウイファームを経験しました。アップルファームは3つ目のファームジョブとなります。
どうやって仕事を見つけたか、仕事内容について、そしてどのくらい稼げたのかを書いています。
ファームジョブに興味がある方はぜひ最後まで読んでみてください。
*野菜ファーム・キウイファームについてはこちら*
仕事の見つけ方
最初に、どのようにしてアップルパッキングの仕事を見つけたかについて説明します。
私が使ったサイトは、backpackerboardというサイトです。
私は今までニュージーランドで3つの仕事をしていますが、全てこのサイトで見つけ応募したものです。
ファームジョブだけでなく、いろいろな職種の仕事を見つけることができます。カテゴリー別やロケーション別にソートできるので使いやすいです。
このサイトは、求人投稿の下にある応募ボタンで応募することが可能です。
ですが、求人投稿内に連絡先が書いてある場合は電話・メッセージを使って応募する方が効果的だと個人的には思っています。
よくDMでも聞かれることがあります。
それは、「backpackerboardで応募しても返事が来なくて困っている」ということです。
確かに返事が来ない場合もあります。その場合は、もう応募していないんだとすぐに切り替え、別の仕事を探すことをお勧めします。
特にファームジョブだとシーズンが限られているものがほとんどです。
ファームジョブをやりたい方は、なるべくシーズン始まりと同時にスタートすると良いよ!
シーズン終わりだと思うように稼げなかったり、シーズン途中だと人がいっぱいで採用されなかったりする場合もあるからね。
ファームによってはシーズンが始まる数ヶ月前から求人投稿をしているところもあります。
仕事を始めたい時期を決めたら、前もって求人サイトを見ておくことがポイントです!
毎日チェックして、自分に合った仕事を見つけられるようにしましょう。
概要
私が働いていたファームは、Kaiaponi Farm という会社です。
このファームは、りんごだけでなくレモンやみかん・フィジョアなどのシトラスフルーツのピッキング、パッキングをしている会社です。
りんごのシーズンは2月〜7月までですが、シトラスも含めれば通年働くことが可能のようです。
私は、この中のアップルパッキングの仕事をシーズン始まりからシーズン終わりまでの5ヶ月間やっていました。
次の項目で詳しくみていきます。
アップルパッキングについて
ここからは、アップルパッキングの仕事内容と給料について紹介します。
仕事内容
アップルパッキングは、室内で同じことを繰り返し作業していく工場(パックハウス)での仕事になります。
ピアスや指輪などのジュエリーは禁止、作業場へのスマホの持ち込みも禁止でした。
また、ヘアネット・手袋・ハイビスの着用が義務で、いつも仕事する時はこんな感じでした。↓
1日の流れはこんな感じです。
7時00分 | 仕事開始 |
9時00分 | 小休憩(15分) |
11時15分 | 小休憩(15分) |
13時30分 | ランチタイム(30分) |
15時45分 | 小休憩(15分) |
17時30分 | 仕事終了 |
毎日10時間・週6勤務(土曜日は昼まで)で、毎週50時間以上働いていました。
具体的な仕事は、大きく分けて3つありました。
1つ目は、グレーデイング。
ベルトコンベヤーからりんごが流れてきます。
りんごは流れて来たと同時にトレイに乗っている状態です。
そこでりんごを一つずつチェックし、カットや腐っているものがあれば専用のレーンに流します。
チェックしたリンゴの向きを整え、トレイを2段重ね、パッカーの人へ流します。
ここまでがグレーデイングの仕事です。
2つ目は、パッキング。
グレーデイングしたリンゴを箱の中へいれ、蓋をし、シールを貼ってスタッキングの人へ流します。
3つ目は、スタッキング。
完成されたりんごの箱をパレットの上に重ねていく作業です。
(この仕事は男性のみで女性はやっていませんでした)
レーンが27個あり、それぞれ異なる大きさや質のりんごが流れて来ます。
そのため、レーンによって忙しさが異なることもあります。
時には自分のレーンのりんごが少なく、忙しいレーンの人を手伝うこともあります。
個人プレーに見えて実はチームプレーな仕事でした。
りんごが流れてくるスピードが速く忙しいため、常に急いで動き回ってる感じでした^^;
給料について
アップルパッキングは時給のお仕事でした。
22.5ドル/時
(1週間無遅刻・無欠席・無早退で2ドル/時ボーナスあり)
2ドルボーナスは嬉しかったですが、どうしても郵便局に行く用事とか車の修理に行くとかあるじゃないですか?それで少し早退しただけで、その週の2ドルボーナスは無しになるのは痛かったです汗
毎週50時間以上は働いていたので、タックスを引かれて手取りが週1,100ドルくらいでした。
私の個人的な意見としては、普通に満足できる給料で、貯金もできたのでよかったと感じています。
このファームの良かったところ
仕事はきつかったですが、このファームはとても良い会社だと思いました。
その理由は、サービス精神の多さです!!
フリーランチ
イースターなどのイベントがある度にケーキやスイーツを提供してくれたり、ほぼ毎週水曜のお昼にカレーやホットドッグなどのフリーランチを提供してくれていました。
これはすごくありがたかったですね。
プレイヤーオブザウィーク
毎週金曜日に、マネージャーによって今週一番頑張っていた人1人が選ばれ、スーパーの買い物券50ドル分が渡されていました。
実は、私ももらいました!!
頑張っていれば誰かは見てくれて、わかってくれてるんだと感じて嬉しかったですね。
こういうのがあればワーカーのモチベーションアップにも繋がって、すごくいいなと思いました。
フリー果物・野菜
これはここの会社に限らず、他のファームでもそうですが、少し品質の落ちた果物や野菜をもらえるのはファームジョブの特権ですよね。
ここでは、オレンジ・みかん・フィジョア・りんご・キウイ・玉ねぎ・コーンをたくさんもらっていました!
節約にもなるし、うれしかったです。
家の提供もあり
ここのファームは家も基本的には手配してくれました。
私たちは最初は、パックハウス近くのキャンプサイトのキャビンに住んでいました。人が多くごちゃごちゃしていましたが、2人部屋の週110ドルで家賃は安かったです。
キャンプサイトの詳しいことは別の記事に書いているので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
数週間後、諸事情で私たちはこのキャンプサイトを出なきゃいけなくなり、会社がホームステイ先を見つけてくれました。
パックハウスからは車で20分と少し遠い山の中にあるファームハウスでしたが、ドンキーや鶏に囲まれながら自然の中でのんびりと時間を過ごすことができました。
アコモデーションを提供してくれたことも、この会社いいなと思った一つの理由でした。
まとめ
北島の田舎町Gisborneで5ヶ月間アップルパッキングをしましたが、全体的にとても楽しくお金も貯めれたので良かったと思います。
Gisborneは田舎だけどそこまで小さくなく、お店やレストランもたくさんあります。
なんとタピオカや韓国料理屋さんもAAセンターもWarehouseもNoel Leamingも!笑
なので住みやすく、立地に関してストレスを感じることは少ないです。
パッキングの仕事は長時間だしすごく疲れましたが、たくさんの人と出会え、良い経験になりました。
ファームジョブに興味がある方は、ぜひここのファームもおすすめです。
Kaiaponi Farm のホームページはこちら。
ぜひチェックしてみてください😊
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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